相葉雅紀

相葉さん、退院しましたv(~∇~*)⌒☆

Aiba06

ヾ(⌒▽⌒ )ノ彡☆

相葉さん、退院したんだって!

1週間とは聞いてたんだけど。
良かった、良かった。
わぁ━━ヽ(。´▽`。)ノ━━ぃ!!

VS嵐の収録も行ったそうですね。

早すぎると思うんだけど~~。
大丈夫? もうちょっと身体を休めてほしいぜ(本音)

o(^・x・^)o ミャァ♪ 

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嵐・相葉が緊急入院…肺の左自然気胸で1週間安静

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★スポーツ報知より

 人気グループ「嵐」の相葉雅紀(28)が28日深夜、肺の左自然気胸のため都内の病院に緊急入院していたことが29日、分かった。

 所属のジャニーズ事務所によると、相葉は28日に胸に痛みを訴え、日本テレビ系「嵐にしやがれ」収録後に都内の病院で診察を受けたところ、当直の医師の判断で入院することになった。翌29日にあらためて主治医が診察し、病名は「左自然気胸」と判明。「1週間程度入院し、安静加療を要す」との診断を受けた。

 29日には雑誌の取材を受ける予定だったが、急きょキャンセル。30日と7月1日には全国ツアー(5か所11公演)のリハーサルを予定していたが、療養に専念することになった。7月24日に京セラドーム大阪で予定しているスタートの初日までには完治させたい意向だ。

 相葉は24日から3日間、東京ドームでチャリティーイベント「嵐のワクワク学校~毎日がもっと輝く5つの授業」(計5公演)を行ったばかり。全力疾走するなど元気な姿を見せていた。

 相葉は2002年3月にも自然気胸で5日間入院し、手術を受けている。著書では当時を振り返り「胸には今もあのときの手術のあとがあって、毎日見るたびに、あのときの気持ちを思い出して『がんばろう』って思うよね」と語っていた。さらに、06年5月には急性虫垂炎で入院している。

 今後のテレビ出演などについて、ジャニーズ事務所では「詳細は協議中」としており、相葉不在での収録なども行われそうだ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

相葉ちゃん、大丈夫かな~
自然気胸って原因がはっきりしないとか? 。喫煙や運動、猫背などの姿勢、気圧変化とかも関係してるらしいが。
相葉ちゃん、仕事とかグループに迷惑がかかる事を気にしちゃうタイプだから、静養できないかも。
ストレスも良くないらしいから、あまり考えないで静養して欲しいです。
背の高い痩せている男性に多いとか? 確か内クンも同じ病気してたような? 納得。

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移動志村どうぶつ園★マサキ先生、福島の小学校へ。

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相葉ちゃん、福島のとある小学校へ。

移動の車の中でメモを見てる。
校長先生とやりとりした時のもののようだ。

震災で心に傷を負った子供たちを笑顔にしてやりたいと。
相葉ちゃん、100匹の動物たちを引き連れて小学校に。

到着したのは会津若松市
動物のチェックをしようとしてトラックの幌を外そうとして、
メェエ~~~」と鳴かれてビビりまくる相葉ちゃん。
相「大丈夫、元気だ! 元気!

4年前に廃校になった小学校へ。
今は子供たちの臨時小学校として使ってるらしい。
笑顔でお互いがんばっぺ! 大熊町のみなさん』という文字が掲げてあった。

校長先生だけが知っているサプライズ企画だとな。

子供たちに見つからないように校長室へ。
ドキドキものだ。
2人の校長先生が待っていた(2つの学校が1つになったようだ)
大熊町は原発のある町なので150km離れたこの廃校に来たのだ。
多くの父親がその原発で働いているのだという。複雑だね。

相「あの、100匹以上連れて来ちゃったんで…
校長「そんなにいるんですか…」と反対にビックリされちゃった。

相「校庭お借りできますかね? 多分生えてる草もちょっと食うかな~?なんて…」と不安そうに聞いてる。
全部食べてもOKですって。

子供たちを校庭に集める。
サプライズ作戦を試みるのだが、相葉ちゃん。
相当遠くに待機してるので、サプライズしようがないじゃん。
相「ちょっと距離感があるんだよね

校長先生「今日は東京から駆けつけてくれた方がいます」と説明。

子供たちが「よろしくお願いしまーす!」と元気に挨拶したら、サプライズ登場なのだが。

登場してこない「東京から駆けつけてくれた人」
子供たち「???

背後から自転車をかっ飛ばす相葉さん。

子供たち「相葉くん」「相葉くん?」と騒ぎだす。

相葉ちゃん、朝礼台から挨拶。
動物たちがトラックから次々と登場。
子供たち大興奮。
ポニーにアルパカやヤギ、ウサギ、ハムスター、その他いろいろ。

移動志村どうぶつ園」のゲートを立てて。
相葉ちゃん、子供たちに囲まれながら動物達の元へ。

シャーペイなんてクシャクシャ犬までいる。
動物とふれあう機会がなかった子供たちは大喜び。
津波でペットを流されてしまった子供たちもかなりいるという。
ポニーにも乗せてあげて。

体育館での特別授業。相葉先生、意気揚揚と登場。
スタジオのベッキー「大丈夫?」と心配。

相「改めましてこんにちは!」と挨拶。そして自己紹介。
マサキ先生です! よろしくお願いしま~す!

今日楽しませる動物のイラストを出す。
子供たちの爆笑。
うん、ヒドイけど、何だか伝わってくるイラストでした。
子供たち声を合わせて「カメレオン!
相「先生の絵が上手だからね」というと「絵ヘタ!」って声が(爆)

枝につかまった2匹のカメレオン登場。
カメレオンのエサを取る瞬間の醍醐味を見てもらおうと、
ここで、いつもの「ピピピピピ、右手!右手!(と指示して)マサキドットコ~ム!」いつものウインク。大ウケ!

システム31号機 丸見えゴーグル
ゴーグルに透明なプラスチックの筒をくっつけたもの。
その筒の中に餌のコオロギを置いて、それをそのまま見るという。
挙手してる子から2人を選んだ。
相「怖くても目をつぶっちゃダメだよ」
カメレオンくん、うまい具合に舌を伸ばして餌をゲット。
大成功。

次はワライカワセミ
あることをすると笑い声のように鳴くという。
相「ワライカワセミを笑わせる自信のある人?」
1人目は手を叩いたが鳴かなかった。
2人目は変顔、これも違う。
3人目は鳴き声をまねした。大正解。
ワライカワセミが鳴き出した。
一度鳴いたら止まらない。
相「授業中ですよ!
みんなで一斉にやってみようって事だったが。
ワライカワセミくん、止まらない。
相「難しいぜ授業!」そんな間の悪さが大ウケ。

そしてミナミコアリクイが登場。
アリクイが舌を使って、蟻を食べるトコを見せちゃおうと。

システム32号 アリアリ棒
木の幹を縦に割ってその断面に巣のように削ったものにありんこが。
ガラス板が貼ってあって見易くなっている。
アリクイちゃん、見事に長い舌を使ってお食事を始めた。
相「先生も夢中ですね
ワライカワセミ、関係ない所で再び笑いだす。

下校時間になった。バスで仮住まいへ帰って行く子供たち。
バスの中から手を振る子供たちをマサキ先生は見送ったのでした。

楽しんでくれたかな?

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記念すべき30回システム★雅紀ドットコム~志村どうぶつ園

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先週土曜日放送の遅い更新です。
ジャニブログなんで相葉さんオンリーの内容です。

まえだまえだがゲストでダチョウに追い回された話をしたら、山瀬さん「それ相葉くんと一緒じゃん」って。
まえだまえだは超楽しかったって。
相葉さんも「ねぇ、超楽しいよねぇ、メッチャ楽しいよねぇ」と話を合わせるが。
本当に楽しんでたのかのVTRが流される。
いつものパターンでVTRが。
ダチョウのタマゴ拾いをした時のロケだった。
・・・・・・・・・。
相葉さんのダチョウに追いかけられてる楽しそうでないシーン。
山瀬「ぜんぜん楽しんでないじゃん」
相「楽しんですよ…」トーン落ち。(爆)

スタジオにもかわいい動物の赤ちゃん登場(ホーランドロップ【ウサギ】)で、まえだまえだは大騒ぎ。
大好物のエサであるリンゴをあげる事に。
相葉ちゃんがウサギを持ち、まえだ兄がエサを。
ムリヤリ食べさせようとするまえだ兄に、
相「アカンて! グってやったらアカンて!」と注意するが、ムシャムシャ食べだした。
反対に相葉ちゃんが(まえだまえだに)下に置いた方がいいと、指図されてんの。(笑)
相葉くん指図されてるよ!」山瀬さん、見逃さなかったね~。
置いたら食べ出したウサギ。
相「オレ持たない方が食べる?」と意気消沈。
相「じゃあ園長、僕らでやりましょ」
園「ハイ」
相葉ちゃんリンゴをあげるがウサギ無反応。
相「旺志郎どうやってやるの?」って反対に聞いている。
ベッキーにまで「何年やってるの? 志村どうぶつ園!」って言われてるし。
相「(掌と指を使って)8年です」とこれまたガックし。
園長まで「毛フサフサ」って呟いてて。笑わせてもらいました。

■雅紀ドットコムがありました。

四国・香川県まで行ったのですね~。
「やっぱコレでしょ!」
お店で讃岐うどんを食べてる相葉さん(権平うどん:ざるうどん380円)
太い麺をズルズルと。
スタジオのブーイング「動物は?」って(爆)。
相「全くもってボクに関心持ってくれない・・・嵐ですよ・・・」ポツネン。
周りのお客さんは相葉ちゃんに興味なし。ひたすらうどんを啜ってる。
も~おもしろい! これだけでも笑えましたわ。

今回楽しませる動物を例の如く絵に描いてきた。
今回は「象」に見えたから合格だわね。
「大将!」とうどんを打ってる最中のお店の人に聞いている。
他の店員さんが即答で「ゾウさん!」と答えてくれた。
相「正解です! 解ります?」
皆さん、苦笑してます。
相「苦笑ですね」(爆)

★ロケ場所は、香川県のしろとり動物園でした

相葉ちゃんを迎えたのは象の飼育員・青木さんという方。
サバンナ最強のアフリカ象の野生の姿を引き出してもらいたい。との事。
象とご対面。
相「あらららららら・・・1頭なんですか?」
このアフリカマルミミゾウのパトラちゃん(30才)を楽しませろと。

青木さんの話だと、いつも隅っこで退屈そうにしてるのだという。
相「ちょっと寂しそうな顔に見えるもんなぁ。覇気がないっすね」
相葉ちゃん腕を使って象の耳がパタパタする仕草をして「こういうイメージがあるんですよ、耳がこうなって、パォ~ンみたいな。パォ~ンはしないんですか?」
青「しないんです!」
相「パォ~ンしないんだ!」
青「パォ~ンがないんですよ」
相「それしたいっすね!」と腕をパォ~ンする相葉ちゃん。
相葉ちゃん、(檻の中に)入んないとアイデアが浮かばないと言う。
青木さん「コチラです」とする~っと入って行っちゃった。
相「マジかよ! ちょっと待ってよ! 普通に入れってことですか!?
青「そうです!」
パトラちゃん既に檻の入り口で待機して鼻をブラブラ。
相「入れないじゃないですか!」
青「パトラ下がってくれる?」
ビビる相葉ちゃん、それでも礼儀正しく「失礼します」と檻の中へ。
相「コワッ! 超迫力あるじゃん」(象は大きいからねぇ)
相「おお・・・パトラ・・・」相当ビビってます。
呼んだから近づいて来たパトラちゃん。
恐怖のあまり檻から逃げだす。
相「ちょっと・・・デカいよ! 近くで見るとよけいデカいよ!」(象ですもの)
青「思いつきました?」

相「とりあえず試したいことが」とまず、犬用シャボン玉で遊んであげる。
が、全く興味なしだった。

次にサッカーボール。蹴ってパトラちゃんに渡した。
が、食べモノと勘違いして口に入れてしまう。食べれん!と気付き鼻で相葉ちゃんにちゃんと返して来た。
受け取った相葉ちゃん「ベッタベタだよ! パト!」
相「鼻、吸ってるんですか?」
青「そういうことになりますね」
相「ああ、なるほどね」

パトラちゃんをしばし観察。
相「さっきから日陰に入るんですよね、やっぱ暑いんだろうな。で、パォ~ンが見たいわけですもんね?」
再び腕を使って耳のパタパタ「あとコレね」
青「見たいですね」
相「アレしかないな」

ここで、ピッピッピッピッ、雅紀ドットコム!

相「コチラです。マサコップ」と絵を出したが・・・。
水浴びシステム機らしいのですが。
水浴びの時にパォ~ンをするので、それを狙うらしい。

檻の前にある、かわいい象のオブジェを指して「こういう感じになるんじゃないかなって思って、パォ~ンっつって」
ギャラリーから「キャハハハハ」と笑い声(爆)
相「どうですかね?」
青「ちょっと…面白そうですね」と青木さんもちょっと興味を示してくれた。
相「ちょっと? ちょっとか、そうか」苦笑。

作業開始。
ゾウさん水浴びシステム
【システム29号機 マサコップ】完成!
遠隔操作で動き回り、ロボコップのような(かなぁ?)メタルな外見。
頑丈な素材で出来てるため、ムダに重い。
相「どうすか?」
青「す・・・(言葉も出ない)」
水の入るバケツには相葉ちゃんの顔(写真)付きで額には「像」の文字
「象」という字も間違えてるし(爆爆!)
青木さんに指摘されてるよ。
相「そっち?」(ん~!なんて可愛いんだ!ボケまくってるな。リアルボケ)

結果:水に反応したが普通に飲むだけ。普通にゴクゴクと飲み続けてるパトラちゃん。
相「水浴びしてるのを見たことありますか?」
青「正直ないです」
相「え? ・・・撤収!

考え込む相葉さん。
相「基本的にやっぱり、象って群れの生活ですもんね?」
青「本来は群れで生活する動物ですので」

再び考え中。

相「コレくらいの大きさでしょう?(象の大きさを手で示す) 今回記念すべき30回目だからね」何やら大作の予感。

記念すべき30回になるという次の作品。
「ピッピッピッピッ」って青木さんに言ってもらい、マサキドットコームと叫び、メットの上を見せた。
メットの上には「CMの後で」って書いてあった。(何だコレ・爆)


作業開始:パトラちゃんはパオーンをするのか。
【システム30号機 ジャアントパオーン】かなり巨大な装置だ。
大観衆(笑)は相葉ちゃんに手を振っている。
相「ありがとう!」と手を振り返す。
相「できました!」
青「これは一体何ですか?」
相「これはね、その名も!ジャアントパオーンです」
青「?」

1頭きりなので寂しかろうと思いもう1頭作ったという。
相「デカすぎましたね! ちょっと」かなりデカい。
巨大エサやり機だった。
檻越しにパトラとご対面し、鼻に吊るした紐をパトラが引っ張りエサが移動する形だが、パトラがパォ~ンとしないとエサが取れないというシステムだ。

反対からはぜったい見ちゃいけないハリボテ。
相「コレはどうでしょう?」
青「すごいアイデアです
相「行きましょうか、さっそく」

相葉ちゃんが「パトラちゃんおいで」と呼んだら早速近づいてきた。
パトラが鼻を延ばして来た。
ヒモを引っ張るその姿はパオーンとは言ってないがパォ~ンの姿。

ミラクルが。
取れそうで取れないリンゴに苛立ち、パトラが鼻を伸ばしながら鳴いた。
パオーンだ、パオーンだ!
だが、リンゴのカゴは壊れ、リンゴが落ちてしまった。

相「全然見えないんだけど
相葉さんのん席からは全然見えないようだ。

相葉ちゃんも自分の目でパオーンが見たいと、台の上から手渡し。
鼻を伸ばしたパトラがリンゴを取った。
相葉ちゃん大観衆(!?)に手を振ると「キャー!」の歓声が。

再びミラクル。興奮すると開くというゾウの耳がひらいている。

再度、台の上から相葉ちゃんがリンゴを。鼻を持ち上げパオーンの体勢に。
催促の声か「パオーン」とひと鳴きした。そしてリンゴをパクリ。
相「究極コレいらねぇじゃん!」機械をポンポン叩く。

相「こんなパオーンしたことあるんですか?
青「初めて見ましたね!」と。
相「大成功ってことでいいんでしょうか?」
青「はい!もう大成功で!」
パトラちゃんも来た時より、全然元気になってましたね~。
もっとやって欲しいみたいなアピールですよあれ。

楽しませたい動物がいる動物園や水族館を大募集!って。

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バーテンダー★5杯目/テネシーワルツ

Bar

【キャスト】
佐々倉溜/相葉雅紀
来島美和/貫地谷しほり
来島泰三/津川雅彦
杉山 薫/荒川良々
三橋順次/光石研
桜  肇/尾美としのり
桜  寿/西慶子
葛原隆一/金子ノブアキ

ゲスト★諏訪早苗 役・室井滋/諏訪マリ 役・芦名星

ホテル・ラウンジでの取材を終えた編集長と美和。
そこでピアノを弾く女性に美和には見覚えが…。
(傍らでは「全然なってないよ!」と怒って帰ってしまう客がいた)
美和が以前大学生の頃に、学生新聞のインタビューをした事のある先輩(諏訪マリ)だった。編集長は気を利かせて先に帰った。
美和はラパンに彼女を誘う気だ。

その頃ラパンでは――*
溜「随分暇ですね」お客が来ない。
杉「こういう日は気を付けた方がいい」
溜「え?」
杉「このラパンにはジンクスがある。閑古鳥が鳴いた日に招かれざる客が来る・・・本当だぞ、2年前、凄く暇な日に食い逃げ事件が発生した。3年前には指名手配犯が来店して警察沙汰だ、おそらく今日も何か…」
三「ただの偶然ですよ!」
溜「ですよね?」
そこにドアが開く。
三「いらっしゃいま・せ!」と冷静な三橋が声を荒げた。
杉「あのお客さん、銀座のゴッドマザー(諏訪早苗)じゃ?」と三橋に。
溜「ゴットマザーって?」杉山に聞く。
杉「伝説の女バーテンダーで銀座で『テネシーワルツ』って店をやっててこの業界で知らぬ者はいない、まさしく裏ボスってやつだ
溜「あの方が?」

あの三橋が緊張してミスをしている。
杉「ヘルプに行って来い!」と杉山に押される。
溜「いらっしゃいませ!」
早「新人?」
溜「よろしくお願いします」とタオルを手渡す。
早「じゃあ、坊やに何か作ってもらおうかな
溜「坊や…」
早「ジンフィズを
溜「かしこまりました」
棚にジンを取りに行った時、三橋と杉山が詰め寄ってきて、
三「全力で頼むな」
杉「下手なカクテルを出したらボロクソに言われるぞ。三橋さんも新人の頃に扱下ろされて未だにトラウマだって…ですよね?」
三「心に傷を負って再起不能になったバーテンダーも数多くいるという話だ。佐々倉君だって例外じゃないぞ」
溜「そんな」

Bar501
溜「ジンフィズです」早苗の前に置いた。
早「うん、なかなかだ! 悪くはない合格! Bプラスってとこかな?」
溜「Bプラス」
三「それで十分だ!」
杉「今日だけは褒めてやる!」
早「坊や、名前は?」
溜「佐々倉と言います」
早苗の表情が強張っている。そこに美和とマリが現れる。

早「ここ座れば? 開いてるわよ、マリ」
溜「お知り合いなんですか?」
早「知り合いも何も、親子よ」
マ「いちいち大きな声で言わないで」
早「あらいいじゃない、別に隠すことでもあるまいし。日本に戻って来てても、親に連絡もなしか」
マ「そんな必要ない」
早「相変わらず、薄情な女だね、お前は。まぁ、それはそうとマリ、今日のピアノ。何なのアレ」
マ「ラウンジに来たの?」
早「全然なってないよ! ガチガチに力が入って、見てるこっちの方が緊張するよ、ニューヨークまで行って何やってたんだよ!・・ああそうか、結局モノにならずに逃げて帰って来た訳か」
マ「そんな事、あなたに言われたくないから!」
早「坊や、この娘に、そうね、テイクファイブでも飲ませてやって」
溜「テイクファイブ
マ「そんなの飲みたくない!」
早「あらあら、いい歳してまだ反抗期ってとこ?」
マ「あなたにお任せします」
そんな溜は「どうぞ、テネシーワルツです」とマリに差し出す。
マ「テネシーワルツ?」
溜「経営されているお店の名前とお伺いしまして、最近ではあんまり飲まれないカクテルですが、お客様もピアニストという事で名曲にちなんだ…」
マリが溜にグラスの酒をぶっかける。
マ「いい加減にして! 2人で私をからかおうってワケ?」
溜「あの、お客様」
マ「私、バーテンダーなんて大嫌いだから!」と店を出る。
杉「ドラマみたいだぁ」
早「バカ娘が! ごめんなさいね。ちょっとチョイスがまずかったかも。うん、だけど味は悪くない(早苗にもテネシーを出してたんだね)。Aプラスあげるよ。今度私がご馳走する」とクリーニング代も追いて帰った行った。

翌朝、自宅の屋形船で洗濯物を干してると美和が訪ねて来る。マリと一緒に。
溜「ホットワインです」と2人にご馳走。謝りに来たのだ。
溜「どうぞ、飲んで下さい、あったまりますよ」
マ「言い訳ってわけじゃないんだけど、私と昨日お店に居たあの人、本当の親子じゃないんです。父もピアニストで、私と母を養うために、あの人の店で演奏している内にその・・・出来ちゃったんです、私が小学校にあがる頃、で、離婚。あの人と母は親友だったのに」
美「本当のお母さんは?」
マ「別れてからは一度も、父も私が中学校の頃、亡くなったから、それ以来ずっとあの人と2人で仕方なく私を育てたから、やっぱりあの人も私の事気に入らないみたいで、細かい事でもすぐ注意して色々厳しく当たられてきたの。だから私もつい…こんな事3年前のインタビューじゃ言わなかったよね?(美和に)今はいくつだっけ?」
美「23です」
マ「じゃあ、まだまだこれからって感じだよね、きっと、私は29だから、なんかもう焦っちゃって」
美「そうなんですか?」
マ「(頷いて)自分にはまだいくらでも可能性があるって思ってたけど、最近どんどん現実突き付けられて、音楽でも成功しない、結婚するような相手もいない。自分はいったい何なんだろうって」寂しい横顔。
溜「もしよろしければまたラパンに来て下さい。音楽の事は良く分かりませんが、色々なお酒を楽しめると思うので」
マ「ありがとう。これもとっても美味しい」
「御馳走様でした」とマリは帰って行った。

3年前に聞いたピアノと今のピアノの音が違うという美和に、
へぇーそんな繊細な耳持っていたんだ」と余計な事をいう溜。

ラウンジでいつものようにピアノを弾くマリ。
弾き終わり客の様子を見て、誰一人演奏を聴いてる者がいない空しさを感じてしまう。

早苗の『テネシーワルツ』へ向かう佐々倉。
早「さっそく来たね」
溜「勉強させて頂きます」
早「どうぞ」(ジンフィズか)
溜「頂きます、さすがです。僕のなんかより全然コクがある。これシガーシロップですか? なるほどだからコクがあるんだ」
早「昨日は悪かったわね、うちの娘が。ちょっと色々ある親子で」
溜「いいえ、親子関係って難しいですよね? 近すぎても駄目だし、遠すぎてもきっと。あぁ、一般論ですけど」
早「坊や、佐々倉先生のとこの息子だろ!」固まる溜。
早「面白いじゃないか、永田町の妖怪って言われた政治家の先生の息子がバーテンダーやってるなんて
溜「父をご存じだったんですか?」
早「うん、ウチの常連だったのよ。いつもね、今あんたが座ってるそこに座ってた。お気に入りはオールドパー」と目の前に出す。
溜「政治家は自分を裏切ったものを決して許さない・・・っていうのが父の口癖でした。でもきっと、そんな執念深さと冷酷さがないと政治の世界ではやっていけなったんだと思います」
早「自分を裏切ったもの・・・」

父と回想シーン――*
父「バーテンダーになりたい?」
溜「はい。だから大学には行きません」
父「溜、人間には二つの種類がある。人に酒を注ぐ者、それを飲む者。どちらが勝者か言うまでもないだろう」
溜「それは父さんの考え方です」
父「全く理解が出来ない。お前はワシの後を継ぐ信じていた」――*

ニューウェーブJAZZアーティストオーディション会場
マリも受けていた。
テクニックはあるけど余裕ゼロと判断される。ミスも多く絶望的。

ホテルのラウンジでいつものようにピアノを弾き終え、一息つくと早苗の後姿を見つけ、追いかるマリ。
マ「私の事を笑いに来たの? 暇人」
早「今日も全然だめ。この前よりひどいくらい。お前楽しい?」
マ「ほっといてよ! 私とあなたは他人なんだから」
早「他人? 他人かぁ。随分な言いようだこと」
マ「違う? 私の事仕方なく育てたってだけでしょ? それも結局あなたがお母さんを追い出したから。子供の頃からうんざりだった。馬鹿みたいに私に厳しくてちょっとピアノの練習サボったぐらいで散々怒鳴って私の事ストレス解消にしてただけなんじゃないの?」
早「つまんない事言ってんじゃないよ、お前昔から何の成長も無いね、自分が出来ない…」
マ「そういうのが一番鬱陶しいの! 母親づらしないでよ! あなたとお父さんが結婚したのは事実。でも私はあなたの事一度も母親だと思った事ない! もう二度と来ないで!」

ラパン――*
美和の隣の席で悪酔いしてるマリ。ピアノをやめようとまで考えてるようだ。
この間、早苗が勧めた酒を作ろうとする佐々倉。
他のにしてくれと言ったのだが、目の前で作り始める。
溜「どうぞ」と差し出す。「テイクファイブの意味はご存知ですよね?」
マ「変調の四文の拍子の事でしょ? 有名なジャズの曲名でもあるし」
溜「音楽にちなんだカクテルですから。でも早苗さんがマリさんにお勧めしたのは、もう一つの理由があったかと思います」
マ「もう一つ?」
溜「バーの世界でテイクファイブは「5分間だけ休憩しよう」5分間。つまりショートカクテルを飲む時間です」
マ「何が言いたいんです?」
りゅ「丈夫なピアノ線だってずっと張りっ放しでは音も狂うし、切れる事だってある。時には心を緩めてあげる事、リラックスする事も大事だという事を早苗さんは伝えたかったんじゃないでしょうか?
マ「買被り過ぎですよ。あの人はそんな人じゃない」
溜「先日お客様がカウンターに座って、早苗さんと向き合っていましたよね? バーにはこんなルールもあります。バーでは隣の人と話す時も前を向け、そうすれば気持ちも言葉もぶつからずに済みますから、けど同時にこうも思います。気持ちがあるからこそぶつかったんだって。お互いを想う気持ちがなければ衝突のしようもありませんから……とか言ったらちょっと気取り過ぎですか?」
三「早苗さんは昔からとても厳しい方ですから、他人にもご自分にも」
マ「あの人の事知ってるんですか?」
三「若い頃、散々しごかれましたので」

帰り道、早苗に電話しようか迷うマリ、だが決心がつかずに止めてしまう。

自宅(笑)でのんびり釣りをする佐々倉。
いきなり背後から押さえつけられる。早苗だった。
体調の悪い自分に代わってピンチヒッターをしてくれと。
三橋には了解を得ていると言われ、仕方なくテネシーワルツで働く溜。
父の好きだったオールドパーを手に考え事。
早「手、止まってるよ」
父親の話をしてしまった事を謝ってきた。
溜は父親の死に目に会えなかった事を話し始める。
父が倒れたという連絡をもらっても、素直に病院に行けなかったのだという。
溜「親の期待裏切った、不肖の息子ですから。とはいっても昔の話なんで別に引きずってる訳じゃないんですけど
早「なるほど、そういう事か。でも、まぁ、あんたはプロだ。カウンターの中にいる限り、そんな暗い顔してちゃダメだよ」
溜「もちろんです」
早「バーテンダーの仕事はさぁ、お客の不幸や孤独をそっと見守ってあげる事だって私は思ってる」
溜「不幸や孤独…」
早「なのに、そのバーテンダーが湿気た面してちゃ、洒落になんないでしょ」
溜「じゃあ、バーテンダーが不幸な時はどうすればいいですか?
早「え? あはは。それはね1人でこうじっと耐えるしかないのよ、それが出来ないんだったらバーテンダーなんか辞めちまえって話」
溜「覚えておきます」店にテネシーワルツが流れる。溜「テネシーワルツ…名曲ですね? そう言えば、どうしてここのお店、テネシーワルツって名前になったんですか?」
早「私が付けた訳じゃないのよ、マリの父と籍を入れた時に彼がそうしようって言い出したの。私気に入ってんの! 私の生き方にピッタシだし」
溜「生き方…? っていう事はもしかして?」

マリ、ラウンジでピアノを引きながら溜の言葉を思い出す。
テイクファイブというカクテルを通しての早苗の言葉・・・・。
深呼吸し、急に曲を変更し『テイクファイブ』を弾き始める。
そこへオーディションの時にいた審査員が偶然にやって来る。
別人のように弾いているマリの演奏に耳を傾けた。
その演奏に1組の客から拍手が起きた。
嬉しくてその客達に笑顔で会釈。
「演奏良かったよ」と偶然居合わせた男は名刺を渡す。
彼女の名前を聞いて早苗の娘という事を思い出す。
早苗の店の常連客だったようだ。

「しっかり親孝行してあげなよ、一番苦労したのは早苗さんなんだからと」言う言葉を聞く。

ラパンに早苗の事を聞かせてくれと血相変えてやって来たマリ。
そんなマリに、溜は「戦後初めて日本で生まれたオリジナルカクテル、テネシーワルツです。甘いカクテルなので落ち着きますよ」と差し出した。
マ「美味しい。缶入りのドロップみたいな味」
溜「名曲テネシーワルツはご存知ですよね? 1948年に作られたアメリカの曲で2年後に発売されたカバー曲は世界的なミリオンセラーになりました。バーテンダーはお客様について語らないと言うのがルールです。けれど、早苗さんが自分を重ね合わせたテネシーワルツの歌詞の意味を考えて頂く事位は許されるんじゃないでしょうか?」
マ「テネシーワルツ…歌詞?・・・私がダンスパーティで恋人とテネシーワルツを踊っていた そこに懐かしい友達が訪ねてきた 友達が私の恋人をダンスに誘い 心まで奪って去って行った だからあの晩のテネシーワルツは忘れられない・・・歌の主人公は早苗さんなの? つまり、お父さんと早苗さんは元々恋人同士だった、でもお父さんは私の本当のお母さんが奪って行った。なのに、お母さんは私を置いて出て行った。そしてその後、わたしをずっと早苗さんが育ててくれた…」
三橋「私はそう聞いてます」
マ「そんな…、知らないのは私だけだったんだ。早苗さんは…私の事なんか好きじゃないと思っていた。だからいつも」
(口うるさく厳しい早苗の姿を思い出している)
三「昔から口うるさいのはマリさんを立派に育てようとする、早苗さんの愛情に他ならないと思います」
マ「けど、どうして早苗さんは私には何も言わなかったの? 散々文句を言う娘に」
溜「早苗さん言ってました。バーテンダーが不幸な時は一人で耐えるんだって」
マ「じゃあ、早苗さんは私を育てながら、ずっと一人で耐えてたって言うの?」
溜「でも僕は違うと思います。早苗さんはあなたがいるから頑張れた。銀座のゴットマザーは決して不幸なんかじゃない

そこにマリの携帯が鳴った。早苗が病院に運ばれたという連絡だった。
躊躇してるマリに溜「そんな事はどうでもいい! 早く!」と声を荒げた「今行かないと絶対後悔する。ずっと引きずって生きていくつもりですか? 早く行ってください!」それでも悩んでるマリの手を引いて外へ連れ出す溜。
美和も一緒に病院へ。

病院到着すると、ロビーに早苗の姿が。
溜「早苗さん!」声を掛けられ振り返り、3人の姿を見てビックリする。
目眩がして階段から落ちて足に怪我をしたという。
ただの捻挫だという。一人で椅子から立ち上がろうとした時、母に手を貸す娘。
早「どうしたんだい? この子」と面喰っている。

肩を組みながら帰る母娘。
マ「あの店で時々ピアノ弾いてもイイ?」
早「ギャラは出ないよ」
マ「期待してない…ありがとう、お母さん
初めての「母さん」に早苗は内心喜んでいる。

美「あの二人見てたらなんか嬉しくなっちゃった」
溜「ね、ずっと雨が降ってたけど、ようやく晴れてその分しっかり地面が固まったというか」
美「何か俺、カッコイイ事言ったと思ってない?」
溜「思ってないよ」
美「ホント? ねぇ、佐々倉さんて……やっぱり何でもない」
言いかけた言葉を飲み込んだ。
溜「でも良かった。親子の間には笑顔があった方が絶対いいから

早苗がラパンのボックス席の方で溜に近況報告している。
マリは毎週土曜日にミニライブをしてるらしい。
早「時間があったら来て頂戴」
溜「ぜひ、美人親子に会い行きます」
早苗はマリの母親に感謝しているのだという。自分とマリを引き合わせてくれたからと。
早「ねぇ、あんたのお父さん言ってたわよ。もしもあんたがバーテンダーになったとしたら、その時にはその酒を飲んでみたいって」
溜「それはバーテンダーの優しい嘘ですか?
早「疑い深い男ね」
溜「でも僕の中の父親はそんな事言う人じゃなかったもので」
早「あんた、子供のころ、ビール注ぐの凄く上手かったんだって? 子供のくせに泡の配分が絶妙で政治の世界でどんなに嫌な事があっても、息子が注いでくれたビールを飲めば全部吹っ飛んだって。お父さん言ってたわよ

父との子供の頃のシーン――*
父「あぁ、美味い! 美味いぞ!」と頭をなでる父親の姿――*

溜「どうぞ」
ラパンで父に好きなオールドパーを飲ませてる(妄想なのか)
一口飲んだ父の笑顔が、溜も嬉しくて笑う。
再び目をやるとカウンター席には父はいなかった。

切ない終わり方だったなぁ~~。

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バーテンダー★4杯目 薬と毒~ブラッディメアリー

Bar

【キャスト】
佐々倉溜/相葉雅紀
来島美和/貫地谷しほり
来島泰三/津川雅彦
杉山 薫/荒川良々
三橋順次/光石研
桜  肇/尾美としのり
桜  寿/西慶子
葛原隆一/金子ノブアキ

ゲスト★北方・カンニング竹山/南原亜希 役・田中美保

足早に歩いてる2人。
溜「美和さん、聞いてる? 俺、夕方から仕事なんだけど」
美「大丈夫! お店が混む時間には返すから…ちょっと付き合って」

実は編集長に企画の練り直しを手厳しく言われ、更に「けど、寂しいわね、カップルで賑わうバーに女1人で取材に行くんだ? 女1人で…」と嫌味まで言われた。で、佐々倉を相手に連れてきたわけだ。
溜「だから俺…ねぇ、彼氏代わりって事?
美「違う! 大人気のお店だからプロならではの視点でしっかり評価してもらいたいの。斬新かつ、万人受けする企画を出せるようによ」
溜「ならいっか・・・良くないか!」
美「悔しいけど編集長、仕事はできるのよね。流行のアンテナは確かだし、ほら例えば食べるラー油とか、草食男子もみんなが騒ぐ随分前からキャッチしてたもんなぁ」
溜「食べるラー油? ラー油は食べちゃだめでしょ。ギョーザにかける、かどっちかって言うと飲む・・・うぷっ!」と気色悪がる。
美「そっか、あなたフランスに行ってたから知らないんだね。とにかく協力お願いします」と手を合わせる「完璧な企画を出して編集長をぎゃふんと言わせるんだから」

本日定休日の札
美「ぎゃふん」
溜「自分で言っちゃった」
それでも、他に1軒位は取材しようと、行き当たりばったりで着いたバーは…地下にあった。

ラパンとは店の雰囲気も、客層もまるで違う。
煙草を吸いながら客の相手をしてるバーテンダー。
美「やっぱりやめようか、なんか私達、場違いかも」と帰ろうとする。
溜「いや、この店でいいよ」と中へ入っていく。
カウンターの中のバーテンダーをじっと見る佐々倉。
「いらっしゃい・・・ご注文は?」
溜「ブラッティ―メアリーを
「了解、お嬢ちゃんも同じのでいいか?」
美「お嬢ちゃん!?(一瞬ムッとするが)・・・はい」
店のマッチを手にする店の名は North Wind.
溜「北風・・・
「マスターいつもの」と男連れで水商売風の女性客が入って来た。女は連れの客にその店のブラッディメアリーを悪酔いしない酒だと言って勧めた。
美「どうしてウォッカから先にシェイクするの? 普通のグラスでステアするだけなのに」
黙って見つめている佐々倉。

「御存知ですか?」とシェーカ振りながら客に話しかける。
「ブラッティメアリーっていうのは、血まみれのメアリーっていう意味でしてね、16世紀イギリスでメアリー1世という女王様がいまして、彼女は自分の意思に背くものは次々と処刑してったんです。だから血まみれ。女ってのは本当に恐ろしいと、そんな彼女にちなんだカクテル、ブラッティメアリー」
Bar2011022601

出されたカクテルに美和は「美味しい! あの人腕は確かなんだね」とゴクゴク。
溜「飲み過ぎない方がいいよ。特別なウォッカ使ってる。アルコール度数96…世界一強い蒸留酒」
男連れの女がこちらを睨んでいた。
美「普通のブラッティメアリーと変わらないけど」
溜「その為のシェイク、強いお酒を空気をたっぷり含ませれば口当たりが柔らかくなってアルコール度数を感じさせない。だからつい沢山飲み過ぎてしまって」

「あ~美味かった! じゃ、行こっか」
案の定、一杯の酒で客が酔って既に千鳥足になっていた。
「もう今日は帰った方がいいんじゃない? 送っていくから」と女と連れの客は店を出て行った。

「随分と詳しい、同業者とか?」
溜「見損ないましたよ、北方さん
美「北方さんってお知り合い?」
溜「このブラッテイメアリーは、ただ酔わせるだけのお酒です。こんなものをバーテンダーが客に出すなんて許されないはずです」
「ここは銀座のお高い店じゃない。それくらいは許してほしいね。第一俺は1流のバーテンダーじゃない。しがないバーテンが金稼ごうと必死にやってんだ」
溜「バーテン・・・・」絶句する佐々倉。
「うちはBAR 風とは違う。気に入らなければ出ていけばいい」と煙草をプカリ。
溜「分かりました。バーテンしかいないような、こんなバーには用はありませんから

さっさと繁華街を歩いていく佐々倉。
美「ちょっと待って、さっきの人誰? 知り合い?」
答えずにさっさと歩いていく」
美「佐々倉さん!」立ち止まる佐々倉。
溜「次のうち正解はどれでしょう? ①昔務めていたゲイバーのマスターで告白された事がある、②ひとつなぎの財宝を奪い合った仲、③実は兄弟で一子相伝の・・・」
美「どれも違う」
溜「ま、そんな大した話でないから。ね、」と肩をポン「駅あっちだよ。俺。お金ないから歩いて帰るわ。じゃあ!」と別れる。
何やら考え事をしている溜。

杉山もラパンでブラッディメアリーを作り、客に例の話をしている。が、16世紀イギリスを18世紀ジンバブエ、メアリー1世をアメーリー8世と間違えたり、そのたびに三橋が訂正。
三「申し訳ございません。この男、腕は確かですから」と客にフォロー。
溜「いい先輩ですね、三橋さんは」
三「出来の悪い後輩持つと苦労します」

店の売上を数えながら佐々倉の言った言葉を思い出してる北方。
「バーテンしかいないような、こんなバーには用はありませんから」
北「一人前の口ききやがって」

河のほとりでサンドイッチを頬張りながら、おじいさんからバーテンの意味を聞いてる美和。
フーテンとバーを組み合わせてバーテンと呼んだ。差別用語(別称)だという。
何やら思いつきお爺ちゃんを置いて慌ただしく帰る。

■さくら食堂
溜「このシーフード焼き最高! いいよね、海の幸って。日本に生まれて良かった。ビバ! 島国」と感激している。
(亭主が客の前で妻の肩揉みをしている)
美「いた!」
「うちの資料室にあったの」と『BAR 風』の記事を溜の前に出した。溜の表情が一瞬曇った。
美「つまり昨日はかつての先輩が落ちぶれちゃってたんで、つい憤っちゃったとか?」
溜「まぁ大体そんなとこ」
美「よし!でもよく分らないのよね。あなたはこの店で腕を見込まれてフランスに行ったんでしょ? なのに・・・」
溜「つーかさ、何なのそんなに調べて、あっ、俺のストーカー?
美「ストーカー?」
美「ね、どうしてフランスから帰って来ちゃったの?」
推測を言って、ズケズケと入りこんでくる美和。
水を飲み、コップをガツンとテーブルに叩く。
溜「(咳込んで)ごめんね、チョット喉に詰まっちゃって。大丈夫、水飲んだから」
美「ビックリした」そそくさと帰っていく溜。

自宅の屋形船の上で考え事。「North Wind.」のマッチ箱を見つめる。
『BAR 風』にいた頃の回想――*
溜にブラッディメアリーを作って試飲させる北方。
溜「美味しい! けど、そうとう強い」
北「匂いも無く、パッと見、タダののトマトジュースだ。だから禁酒時代のアメリカでは良く飲まれた。でも実際はウォッカが入ってて飲み過ぎると簡単に潰れるぞ」と肩を叩く。
溜「そっか」
北「溜、覚えとけ。酒にはいつだって二つの顔がある」
溜「二つの顔?」
北「毒と薬だ。その中から薬の顔だけを引き出すのが、バーテンダーの仕事だ」――*

仕事中に佐々倉の資料を見ながら「どうして日本へ戻って来たんだろう」と考える美和。

本を読みながら歩いている溜。
女「危ない、どいて! どいて!」自転車に乗った女の叫ぶ声が。溜を避けようと自転車ごと転倒。
溜「大丈夫?」と駆け寄る。
女「大丈夫じゃない! だからよけてって言ったのに」
溜「え~、悪いのは俺?」
女「タイヤ駄目かもぉ~!」
溜「ごめんなさい」
溜「あ、昨日の」
北方のバーに居た女だった。

おんぶして走る羽目に。
溜「だからって何で俺が?」
女「もっと早く走って」
溜「もうこれで精一杯、バーテンダーに体力ないの!」
女「お願い、今日遅刻したらヤバいんだから!」
溜「そもそも、これどこ向かってんの?」
女「この世で一番大切な人を迎えに行くのよ!
溜「一番大切?」

溜「そういう事か」着いた場所は保育所だった。
お迎えの時間が遅れると預かってくれなくなるのだという。
帰りに公園で話す。女は亜希という。
亜「お店ではお酒を飲まないようにしてるの。迎えに行く時酒臭いママなんて最低でしょ?」
溜「だから北方さんの所で?」
亜「しつこい客に付き合わされると散々飲まされるから、そういう時は強いお酒出してもらって」
溜「いや、だからって」
亜「もっと心広く持てば? 北方さんの事悪く思ってるんでしょ? モテないよ」
溜「だったら、そっちは元々なんだ」
亜「こう見えてお店のナンバーワンだから。私のアダ名知ってる? 歌舞伎町のシンデレラ・・・・ダサッ
溜「確かにダサいかも」
亜「まぁ、くたびれた私にはぴったりだけど。毎日ボロボロだし。ほら、シンデレラって灰だらけの灰かぶり姫って意味でしょ?」
溜「うん」
亜「私も何か、今の生活に疲れてるし…何であなたに愚痴ってるんだろ」
溜「でも、さっき凄かったよ。背中で、急げ急げって、ホント怖かった」
亜「うるさい!」
溜「でも世界で一番大切って、そういう風に言いきれる人がいるってすごいと思うな」
公園で遊ぶ娘を見ながら「ね、今度あなたのお店に行っていい?」
溜「ぜひ、歌舞伎町のシンデレラへ美味しいカクテルを」
亜「それはやめて」笑…。

美和、1人で「North Wind.」に来た。
美「今日はちょっと伺いたい事が合って」
北「溜のことか? 惚れてるのか?」
美「違います!」
北「おい、俺はバーテンだ、人の観察するのも仕事の一つだ」
美「どうして佐々倉さんフランスから戻って来たのかな?」
北「教えてやってもいいが、ただじゃつまんねぇなぁ」
ダーツで勝負って事に。美和は見事サボテンに命中。
勝負に負けた美和は、酔った客を運んだり、飲み物を運んだり皿を洗ったりと雑用を命じられた。
働き詰めでグロッキーな美和。カウンターで居眠り。
北「面白いお嬢ちゃんだな・・・おい!」と起こす。
溜に纏わる過去の話をしてくれた。
北「…クビにされたんだよ」

さくら食堂でひとり飯する美和
何も知らずにズケズケ言ってしまった事を反省する。
「珍しいね、溜息なんかついて」といきなり現れる佐々倉。
「クマできてるよ」なんて言うから、つい「これはあなたの!」って言ってしまう。
溜「俺のこと?」
美「何でもない! おじさん御馳走さま」とさっさと仕事に向かう。

ラパンで飲んでる美和。
三「今日はどうされました? 心が晴れてるようにはお見受け出来なかったので」
美「バーテンダーさんと結婚したら大変ですね、何でもずばずば言い当てられちゃって
三「それは、失礼しました」
そこに女の客が現れる。亜希だった。

溜「あ?」
美「この間の」
亜「最高のカクテルご馳走してくれる? ただしアルコールは抜きで」今日もお迎えだと言う。
溜「かしこまりました」
亜「何作ってくれるの?」
溜「オレンジジュースを3分の1、パイナップルジュースを3分の1、レモンジュースを3分の1。氷を選びシェイクする時間を考え、三つの液体を完全に混ぜ合わせると、ジュースではなく、シンデレラというノンアルコールカクテルになります」
亜「シンデレラ」
溜「灰かぶり姫は魔法使いの力によってシンデレラになります、同じくバーテンダーの力でただのジュースをカクテルに変えることが出来ればお酒を飲めない人もカクテルを味わう事が出来ます
亜「バーテンダーは魔法使いってわけ?」うなずく。
美「何キザったらしいこと言ってんの?」
亜「美味しい! やっぱり後輩なんだなっと思って。北方さんのバーに初めて行った時、このカクテル作ってくれたの」

回想――*
北「12時過ぎたらタダの女に戻るんだ、あんたにピッタリのカクテルだよ」
亜「美味しい!」――*

亜「北方さん言ってた。お酒には薬の顔と毒の顔がある。薬の顔を引き出すのが自分の仕事だって」
佐々倉も当時の北方の言葉を思い出していた。同じ酒の薬と毒の話。

北方を佐々倉は待っていた。
釣り堀で釣りをする2人。
北「何か聞きたそうな顔してんなぁ」
溜「どうしてあの店やってんのかなぁ?って」
北「・・・・・」
溜「北方さんなら、もっと」
北「『BAR 風』は一流店だった。だがあの店は一流どころか二流ですらない。そう言いたいのか?」
溜「おれ、一生忘れない言葉があります」

回想(『風』の頃)――*
北「溜、覚えておくといい、バーはな、魂の病院なんだ。体の怪我を治す時、人は昼間病院に行くだろう? それと同じだ。お客は魂を癒すために夜バーのドアを開ける」――*

北「今も変わらねぇ。ノース・ウインドは野戦病院だな
溜「野戦病院?」
北「血だらけの客が何とか今日生き残るだけの1杯を飲むんだ、そんな店も必要だろ?」
溜「そうかも知れません、それでも少なくとも北方さんは・・・」
北「相変わらず真面目だな、おまけに視野が狭い。だからクビになったんだろ」
溜「それは関係ありません!」
北「安心しろ、あの店はじきに閉める」
溜「閉める? どうして?」
北「特に理由はない。飽きたから。それだけだ。三流のバーテンがやってる三流の店が終わる。誰も気に留めやしないさ」と立ち去る。
溜「北方さん!」

ラパンに泰三が1人でやって来た。
泰「たまにはお前のいカクテル飲んでやってくれと、三橋に頼まれてな」
三橋がおしぼりを手渡す。
溜「三橋さんが…」
溜「パリジャンです。どうぞ」
泰「おい、マズイ
溜「申し訳ございません、すぐ作り直します」
泰「その必要はない、何度作ってもこの味だろう? お前、バーテンダーの本来の役割は何だと思う?」
溜「本来の?」
泰「そこのドアを開けて入って来た客を、ほんのちょっぴりでも幸せにして返すのがバーテンダーの責務だ。今のお前じゃ病気にさせてしまう」

屋形船の上で凹む。溜「キャバクラ行こう!」
亜希の店だった。亜希をご指名で行った佐々倉。

無記名の手紙が北方に届く。
北方がラパンにやって来た。無記名の封書は佐々倉だったのか。
(美和も来ている。常連さんだな)

北「随分洒落た真似するなぁ」とコースターを差し出す。
そこには最高の一杯をお作りします。バーラパン佐々倉溜と書かれていた。
北「今日でもう終わりにしてくれ。これ以上うろちょろされても鬱陶しいだけだ」
溜「悩みました。北方さんにどんなお酒を出すべきか、事情も知らず先輩を罵倒した愚かなバーテンダーが一体何を出すべきなのか。全ては弟さんの為だったんですね」

回想(亜希の店)――*
キャバクラで亜希に聞いたのだった。
弟が交通事故に遭い、意識不明の重体でお金が必要になり、今の二流店にしたのだという――*

北「そこまで知ったなら教えてやるよ、弟は死んだ。だからあの店は閉める」
溜「やっぱりそうでしたか」
北「暗い話は終わりだ! 何飲ませてくれる?」
一礼して棚から持って来たものをカウンターに。
溜「これです」
杉「シャルトリューズ・イブ
美「それってどんなお酒なんですか?」
三「フランスのアルプスの近くにある修道院で作られる薬草系のリキュールです。はるか昔より130種類のハーブを配合して、その作り方は代々修道士のみに伝えられてきました
グラスに角砂糖。
溜「アルコール度数69度、普通に飲むのには強すぎます。だから砂糖に染み込ませて口の中で溶かしながら飲むんです・・・どうぞ。かつて冬のアルプスを越えて、息も絶え絶えシャルトリューズ修道院に辿り着いた旅人も、きっとこれを飲んだと思います。砂糖の甘味が疲労を回復させ、植物の成分が体力を養う
北方は煙草を揉み消し「いいセンスじゃねぇか、野戦病院を経営して、くたびれ果てた俺と旅人を重ね合わせたって訳か」
溜「はい」
目を閉じ味わう。
溜「僕はこう思います。旅人はきっと自分を救ってくれた修道士の名前なんて覚えてない。だけど砂糖にしみ込んだ強烈なお酒の味は忘れなかったんじゃないかなって。修道士もそれで満足だった。それはバーテンダーは同じですよね? たとえ存在が忘れられる事があったとしても、自分の作った一杯の味を覚えていてくれれば本望のはずです。野戦病院が本当に必要なのかどうかは、まだ分かりません。それでもきっとNorth Wind.のお客さんは北方さんの一杯の味を忘れる事はないんじゃないでしょうか? North Wind.・・・北風、北方さんの『北』と『BAR 風』を組み合わせた店名ですよね、素敵な名前だと思います
北「(代金をカウンターに出し)買い被り過ぎだ。誰も俺が作ったカクテルの味なんか覚えちゃいないさ」

北「美味かった、その酒の味忘れないかもな

佐々倉の帰りを待っていた美和。
美「この前は御免なさい。クビがどうとか、デリカシーの無いこと言っちゃって…それと私も忘れないから。あなたが一番最初に作ってくれた水割りというカクテルの味。これから色んなカクテルを飲むと思う。でも私、あの味は絶対に忘れない。あれは私の特別な一杯だから
溜「ってか、何で謝ったの? クビって何?」
美「覚えてないの?」
溜「うん」
美「そっか、ならいいんだけど。結構気にしてたんだけどな」
溜「まぁ、良く分んないけど、とにかく頑張るよ。忘れられないカクテルを作れるように。ね」
美「うん」
溜「寒かったでしょ? おでん行かない?」
美「おでん? いいね」
溜「行こう、行こう! ご馳走さまです」
美「ちょっと、あの、私何回払ってるかな? たまにはいいんじゃない?」

North Wind.――*
亜「こんにちは」
北「開店前」
亜「いいでしょ? 一杯くらい固い事ナシで。この店辞めちゃうんだって?」 
北「溜の奴か? 余計な事を」
亜「ま、私はいいけど、馴染みの店なら他にもあるし。けど」と入口を見る。
常連が次々と入って来る。
「北方さん、いつもソルティドッグ塩強目でね」
「俺ジントニック、渋くて美味いやつ、よろしく!」
「私も聞いた! 店閉めるの考え直してくれない?」
北「何だこいつら」
佐々倉がみんなに声をかけていたようだ。
また1人常連客の男「うん、もぅ~早くぅ! 私、ブラッディメアリー。この店のじゃないとどうも駄目なのよ」
「私も、この店のじゃなけりゃ」
北「わかったよ、お前ら、そこまで言うんだったら今後一切ツケはなしだからな
喜ぶ常連客。
北「バーテンダーか

美和にもシャルトリューズ・イブを。
溜「食べ過ぎると太るからほどほどにね」
美「どういう意味ですか」
杉「そうだ、お前、美和さんに何て事言うんだ」
溜「すいません」
三「私も少しふっくらしてる方がタイプですが」
美「全然フォローになってませんけど」
杉「私がフォローしましょう。そもそも、シャルト…シャルトポワ…」
三「すいません、この男、腕は確かですから

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バーテンダー★3杯目・マティーニの顔

Bar

【キャスト】
佐々倉溜/相葉雅紀
来島美和/貫地谷しほり
来島泰三/津川雅彦
杉山 薫/荒川良々
三橋順次/光石研
桜  肇/尾美としのり
桜  寿/西慶子
葛原隆一/金子ノブアキ

ゲスト★織田公彦 役/津田寛治

杉山の心の声。
俺はラパンの中堅バーテンダー、杉山薫…見ての通り、この界隈で指折りのバーテンダーだ。だが最近の俺は今イチ、パッとしない。その原因は佐々倉溜】シェーカーを振る佐々倉をジッと見る。【何故かあの来島泰三に認められ、何故かあいつの周りに人が集まり、何故か美和さんにまで気に入られている
グラスを磨く手に力が入り、バキッ!。
杉「失礼しました~!」と客に詫びを入れるが、佐々倉との会話に花が咲き、誰も気付いてなかった。
って誰も気にしてねぇし…海外で活躍してたか何だか知らないがここはJapanだ! 犬も歩けば猫も歩く、じゃなくて、何だこういう時の諺…まぁ、何でもいいか
溜「何でもいいんですか?」杉山ドキ!
溜「おつまみは、じゃあ、お任せでよろしいですね?」
マンゴーを切り始める佐々倉に、杉「マンゴーは切りにくいから僕がやろう」とチェンジしたものの、いきなり指を切り「あぅ!」
そんな杉山が三橋に、カクテルコンクールに参加したいと申し出る。
三「いいでしょ、頑張ってみなさい」と許可する。
三橋は店の代表とし参加する杉山のサポートを佐々倉に頼んだ。
溜「もちろんです」と引きうけた。
あの葛原の店、BAR「k」からも優秀なバーテンダーが出るという。
そこにお客さんが一人、入って来る。
「この後デートでテンション上げたくてね」と言う客に、
溜「では、デートがうまくいくカクテルを」
織「そんなのあるの?」
溜「はい」
織「実はその彼女と結婚したいと思ってて、今度店に連れて来るからよろしくね」
溜「そういう事でしたら喜んで」

◆美和の職場
最近、彼氏の出来た編集長(五木)の噂話をしてる。
同僚に「来島ちゃん、気をつけな。男とダメになると企画100本ノックで新人イビるから」
五「そこ! 何コソコソやってんの!」と見つかる。

杉山は何やらカクテル作りの練習をしている。
そこに佐々倉が「お疲れ様です」と入って来る。
溜「課題はマティーニですか?
杉「ああ」
溜「僕に手伝える事があったら何でも言って下さい」
杉山の手が止まった。「お先に失礼します」と帰ろうとした時、
杉「いいんだな、本当に何でも言っていいんだな」と攻寄る。
杉「お前がメロスで俺がセリヌンティウス。俺の為に走ってくれるな?

美和の職場まで出向き、美和を呼び出す溜。
溜「あのさぁ、今好きな人いる?」と唐突に。
美「別にいないけど」
溜「良かったぁ」美和ちょっと嬉しそうな顔。
美「何で?」
溜「杉山さん、どうかなぁっと思って」
美「え? 杉山さん?」
溜「今コンクールに出場するために猛特訓しててさ、もしだよ、もし優勝したら美和さんと付き合って欲しいんだって」
美「いやいや、意味が分からない」
溜「今杉山さん、心の支えが必要なんだよ、だからさ」
美「だからって、そもそもそんな大事な事、何で佐々倉さんが言いに来るわけ?」
溜「何でって、頼まれたから」
美「へぇ~! じゃ、杉山さんに頼まれたら何でもするんだ。死ねって言われたら死ぬんだ」
溜「何小学生みたいな事言ってんの?」
美「小学生みたいなのはそっちでしょ! わざわざそんな事言いに来たワケ? バッカみたい!」美和を怒らせてしまった。
頭を抱える溜。

杉「来たか、メロスよ。で、美和さん何て?」
溜「それが…怒って帰っちゃいました」
美和が直接、自分から告白を聞きたがってると勝手に解釈をする杉山。
杉「俺はコンクールで必ず優勝して、直接美和さんに告白する」
溜「頑張ってください」

また今夜も織田が客で来ていた。
織「う~ん、美味しいねぇ」とカクテルを飲んでいた。
この店で彼女と待ち合わせをしたので「よろしくね」と。
溜「そうですか、今日もデートなんですね」
話の内容から織田は医者のようだ。
溜「じゃあ、織田先生ですね」
織「しがない勤務医だよ」
「こんばんは」とお客が。美和だった。
溜・杉山・美和「あっ!」
杉山に駆け寄る美和。
美和がどういう事なのか聞こうとしたら、杉山が一方的に半告白し、恥ずかしくなって肝心な事は何も言わず退散してしまった。
美「何? アレ」呆然。
溜「まぁ、どうぞ」
三橋「シーブリ-ズです」と美和に差し出す。(ウォッカベース)
美和は会社の編集長の愚痴を三橋に聞いてもらっている。
隣で聞いていた織田が、「なんか大変な上司についてるみたいですね」と声をかけてきた。
美「わかっていただけます?」その後も編集長の愚痴を言ってると、そこに女性の客が入って来た。
美「編集長!」
なんと織田の彼女というのは編集長だったのだ。
織「あなたの上司ってひょっとして?」妙な空気が漂う。
溜「僕からお二人の為に一杯プレゼントさせて下さい」と間を繕った。
2人の為に作ったカクテルは
カカオリキュールを注ぎ、生クリームを表面に軽くフロートし、刺したマラスキーノ・チェリーをグラスの飲み口に横に置いた。
溜「エンジェル・ティップです
五「天使のティップ(チップ・心づけ)」
溜「日本では別の名前で呼ばれています。ご存知ですか? そのチェリーをピンの先にずらして、グラスに入れて引き上げてみてください」
織「おお、カクテルが動いてる」
溜「何の形に見えますか?」
美「もしかして唇?」
溜「そう、だから別名エンジェルキッス
織「天使のくちづけかぁ」
五「エンジェルキッス」
三橋とアイコンタクトを取る佐々倉。
美「助かった!」

◆コンクール会場
溜「杉山さん、リラックスして」落ち着きのない杉山に声をかけた。
杉「してるよぉ!」と大声で。
美和も来ていた。溜の出したカクテルがきっかけで編集長にコンクールの記事を書けと依頼されたという。
美「杉山さん、頑張って!」
そこに葛原の姿も。美和に挨拶し、
葛「優勝はウチの戸川がもらう」と佐々倉たちに。
溜「それはまだ分かりませんよ」
連れてきた戸川に鼻で笑われた杉山。

ラパンの杉山とKの戸川が並んで審査を受けた。
テクニカル的は両者、順調に。
杉山のカクテルは三橋仕込だ。
戸川の様子を見る葛原の眼差しが怖い。
美「完璧だね、杉山さん」
溜「どうかな」
予選通過には通った杉山。もちろん戸川も通過。
「優勝狙います…」のような会話をしながら帰宅する3人に、
葛「アンタには優勝できないよ」と水を差す一言。
溜「失礼なこと言わないで下さい」
葛「じゃあ、お前はあのマティーニで優勝できると思うのか? …あんたのマティーニには顔がない」と言い残し去っていった。
マティーニに顔がない……。その事を考えてる。
美「佐々倉さんは分かるの?
杉「分かるのか? だったら聞いてやる」
溜「いや、僕にもわかりません」
「開店までには戻る」と去る杉山。
「教えてあげればいいじゃない」と美和に攻められるが黙り込む溜。
加瀬との昔の会話を思い出す。
同じような『マティーニの顔』についてだった。

杉山は店でグラスを落とすミスをする。
グラスを割ってしまったのだ。
そして三橋に帰るように言われた。
肩を落とし帰る杉山の後姿を心配そうに見送る佐々倉。、

そこに編集長が1人で店にやって来た。
今日も織田と待ち合わせらしい。
五木の特集記事の話をする佐々倉。
『今買うべき一生モノ特集』
五「結婚も一生モノだよね」とポツリ。結婚を語る編集長。
溜「誰かを想う気持ちに年齢なんて関係ありません」と返す。
そこに織田がやって来る。
織「一生モノかぁ、僕の一生モノはこの時計だな」
溜「良い時計ですね」
織「戦死した祖父の唯一の形見なんだよ。祖父は軍医だったんだけど僕はその影響で医者を志したんだ。だからこの時計は僕にとって思い入れの深い物なんだよ」
佐々倉、何故か浮かない表情。

美「結婚ですか?」
編集長からプロポーズを受けた話を聞く。
結婚したら仕事を辞めるという。
五「しっかりね、嫁に行くまでに私を安心させてよ」

葛原の取材に向った美和。
Kの店の前で杉山を見かける。
葛原本人に、「マティーニに顔がない」という意味を聞きに来たのだった。
葛「プライドの無い奴を、俺はバーテンダーとして認めない
美「杉山さん?」
葛「もう帰ってくれ」
美「まず、マティーニを作って頂けませんか? 私と杉山さんにも」と注文した。マティーニの作り方を記事にするという理由で。
葛「いいでしょ、(杉山に向かって)どんなコンクールにも勝てるグラスを作ってやる」
目の前でマティーニを作る葛原「どうぞ」
美「美味しい」
杉「確かに美味しい、でもこれのどこが…」
葛「そんな事も分からない奴を雇ってるとは、ラパンも大した事はないな」
レモンですよ」佐々倉がそこに居た。美和に呼ばれたようだ。
溜「普通ならマティーニは仕上げにレモンの皮を指先で絞り、香りだけをグラスの周りに漂わせる。でも、敢えてレモンの皮を吸盤の形に削ぎグラスの底にとどめ、かすかな苦みを生かすというのもひとつのスタイルです。レモンの風味が緩やかにグラスに溶けだし、飲む度に味わいが変わる。このマティーニは一杯で様々な変化を楽しむ事が出来るんです」
2011021805
杉「そんな事、三橋さんは…」
葛「師匠のマネで一流になれる程、この世界は甘くない
葛「取材を始めましょう」
美「はい」
溜「杉山さん、帰りましょう」
頭を下げ帰る溜。

バッティングセンターでモヤモヤを晴らしてる杉山。佐々倉もお供している。
杉「お前も打て、お前が打てたら帰ってやる」
溜は一発で打ってしまった。
杉「何で打つんだよ」
溜「打ったら帰るって」
杉「俺、コンテスト出るのやめる。俺が散々な成績だったら店の看板に泥を塗る事になる」戦意喪失した杉山「もうどうしていいか分からないんだよ」

ラパンに出勤する佐々倉。
杉山が休ませてくれと連絡してきたらしい。
三橋に詫びる。
三「どんなに苦しくても杉山自身が見つけなきゃいけないものがあります。バーテンダーとして」

「まだ早かったかな」織田がやって来た。
溜「今日も五木さんと待ち合わせですか?」
レイトショーで彼女の好きな「風と共に去りぬ」を見るという。
織「今日は、テキーラストレートでもらおうかな」
佐々倉が棚から出してきたのはプレミアムテキーラ、ドン・フリオ1942

織田が蓋に巻いてあるラップは何かと聞いた。
溜「これはパラフィルムと言って伸縮性のあるテープです、鮮度を保つために使うんです」
織「便利なものがあるんだねぇ」と感心する。
佐々倉は織田の顔を見た。
やがて彼女も来て、そして帰っていった。
ふと、扉の方をじっと見つめる佐々倉。

溜は何かを考えていた。
さくら食堂で美和と食事。
美「どうかした?」
肇「いつもの食いっぷりはどうした?」桜夫妻に心配される。
2人は少なくても友達以上、恋人未満なんだろと聞かれ、
溜「タダの友達です」とキッパリ。
美和も「当たり前でしょ!」
編集長の事を聞き出す溜。
織田さんとの結婚にまっしぐらだと聞き黙り込む。
溜「今日は俺が奢るよ」といきなり。
美「本当?」
溜「300円まで」
美「ケチ!」

ラパンで掃除をしてる杉山。ポケットからなにやら封筒を出し眺めている。
「杉山さん」その後姿に声をかける佐々倉。
慌てて封筒を内ポケットにしまう。

美和は佐々倉が編集長の事を聞いてきたのが妙に引っかかる。

織田は今日、五木のプロポーズの返事をもらう日なのだと。
溜「景気付けに僕から一杯ご馳走させて下さい」
織「嬉しいね」
溜「先生のイメージに合わせた一杯を差し上げます」
織「これは?」
溜「パスティスというリキュールです、語源はフランス語でパスティーシュ。意味は模倣する」スッと差し出す。
織「つまり真似、偽物って事か?」
溜「お客様と同じですね
織「何言ってんの? 佐々倉君」
溜「先生のその腕時計、本当に戦死したお祖父さんの物であれば、クォーツであるわけがありません。クォーツ腕時計が出来たのは昭和44年ですから
織「へぇ~佐々倉君、時計にも詳しいんだ」
溜「カウンターの上のお客様の手に目が行くのは職業病みたいなものです。クォーツ式と機械式とでは、秒針の動き方が違う」
織「そっか、じゃあ婆ちゃんに騙されちゃったかな」
溜「僕も初めはそうかと思いましたが・・・」
棚からドン・フリオ1942を出してきて「これで確信しました」と。「あなたが本当のお医者様なら、医療の現場でも頻繁に使われるパラフィルムを知らないはずがない
織「他の医者の客から聞いたの?」
溜「医者でパラフィルムを知らないのは、ダーテンダーでシェーカーを知らないようなものだと。バーのカウンターは舞台です。多少の嘘なら許されます。醜い三つの真実より、一つの綺麗な嘘と言う位ですから
織「ラブレーか・・・時計、フィルム、じゃあ三つ目は?」
溜「秘密の話・・・バーの悪口と秘密の話は、店から10メートル以上離れてからした方がいい」
(帰り際入口付近でしていた話を溜に聞かれていたのだ)
溜「お医者さまで無いあなたに開業資金なんて必要ないですよね。つまりあなたは詐欺師です
織「証拠は何もないよね?」
溜「バーテンダーがカウンターの上でお客様にサービスしているものが何かわかりますか?」
織「酒だろ?」
溜「違います。魂の癒しです」
織「クククッ、随分大袈裟だな」
溜「では僕にもう一杯何かご馳走させて下さい」
織「毒でも盛られるのかな?」
溜「いえ、マティーニを一杯
溜「マティーニが何故、キングオブカクテルと言われているかご存知ですか?」
織「さぁ?」
溜「マティーニはジンとデルモットで作ります。基本はこの二つを混ぜ合わせるだけです。でもそのバランスやレモンのアレンジの仕方によってマティーニのバリエーションは無限にあると言われています」と織田の前でマティーニを作っていく。
織「無限だなんてまた、大袈裟だな」
三橋「大袈裟ではありません、無限の中から自分のマティーニを生み出すため、バーテンダーは誰もが悩みます」
溜「だからこそマティーニにはバーテンダーの個性が出るんです。元々ジンはビールよりも安く、アルコール度の強い労働者がただ酔う為だけのお酒でした。でもこのジンがベルモットと出会うとパーティには欠かせない上品なレディに変身する」
織「ヘップバーンのマイ・フェア・レディってわけか
溜「その変身に世界中のバーテンダーや酒好きが魅了されるのかも知れません。だからバーテンダーが、このカクテルをどう輝かせたいかはっきりしない時、こう言います。このカクテルには顔がない、と」
五木をイメージしたカクテルを織田に差し出す。
「なりふり構わず仕事をしてきて、ある時自分を輝かせてくれる男性と出会った。全てを捨てて、その人を信じてついて行こうとしているそんな女性。あなたも誰かを心から本気で信じたいと思った事があったはずです。そして想いを裏切られた事も」
織「何でそんな事が分かるんだよ」
溜「あなたは時々寂しい目をする」
織「バーテンダーはエスパーか?
溜「ある意味そうかもしれません」
織「女なんてみんな肩書に惑わされる、医者だ、弁護士だって言えばすぐ騙されてやがる。そこに並んでる酒だって、ラベル剥がして味だけで価値が分かるやつがどの位いると思う」
溜「確かに、お酒の効果なラベルや素晴らしい肩書に、誰もが惹かれるのかも知れません。でも心に染みる一杯は値段なんか関係ない。安くても自分が美味いと思う酒が最高の酒ですよ。貧しくても自分が幸せだと思える人生が最高の人生です・・・彼女を傷つける事なく身を引いてください。プロの嘘つきであるあなたになら、出来るはずです。このバーカウンターはバーテンダーにとって特別なものです。ですから、ここを醜い嘘では無く、美しい嘘で飾って頂きたいんです

美和がラパンにやって来た
美「さっき、どうして編集長の事聞いたの?」
溜「あれは・・・あれ? 何だっけ?」ととぼける。

そこに「こんばんは」と五木が来た。
美「デートじゃ?」
五「さっき別れた
佐々倉、三橋と目を合わす。

「開業資金に使って」とお金を差し出した五木に織田は、
これは必要なくなった。アフリカに渡って無医村で働く事に決めたんだ」一緒に着いていくとまで行った五木に、
織田は「君にはずっと仕事をしていて欲しいんだ、仕事の話をしている君は一番素敵だから」と。
溜「ホントは少しホッとしてるんじゃないですか?」
五木は仕事を抜け出してデートを重ねていて、織田が席を外した時、佐々倉に自分の酒のアルコール量を加減して欲しいと頼んでいたのだ。

「五木さんの新し恋の為に」とシェーカーを振る。
溜「スカーレットオハラというカクテルです
美「風と共に去りぬの主人公?」
溜「彼女と同じ、凛々しく情熱的な五木さんの為に」
五「ありがとう。明日は明日の風が吹くか」

杉「すいません。今日上がらせて頂きますか」
ひっそり帰って行った杉山。

待ち合わせ場所に杉山が来ない。
溜「どうしちゃったんだろ、杉山さん」
美和は取材の準備があると先に行く。
葛「ラパンのバーテンダーは棄権かな?
溜「ちょっと遅れてるだけです」

退職願を忍ばせていた杉山の姿を思い出し不安に。
が、そこに杉山が現れる。
溜「良かった、間に合って」
杉山は何かを感じとったようで、自分のマティーニを作ると。

結局は葛原の店のバーテンダーが優勝したようだ。

杉山の作ったのは桜の花びらを浮かべたサクラマティーニ
正統派ではないが受けていたようだ。

調子に乗って美和に告白し始める杉山。
美和と佐々倉はさっさと歩いてお祝いの話なんかしている。
気がつくと誰もいない。

「佐々倉!」と杉山が追いかける。

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バーテンダー★2杯目~城島茂さんゲスト出演

Bar

【キャスト】
佐々倉溜/相葉雅紀
来島美和/貫地谷しほり
来島泰三/津川雅彦
杉山 薫/荒川良々
三橋順次/光石研
桜  肇/尾美としのり
桜  寿/西慶子
葛原隆一/金子ノブアキ

ラパンの扉を開けた佐々倉。
見習いからのスタート。

美和が嬉しそうにやって来た「本当だったんだ、ラパンに入ったって
(三橋の計らいのようだ)
美「お帰り!
溜「え?」
美「あなたには、そう言ってくれるお客さんが沢山いると思うな」
溜「ありがとうございます。また1から出直します」
美「じゃあ、出直し祝いに何か奢って」
溜「えっ、僕が? 逆じゃない?」
バタン! そこに入って来た客は、葛原だった。
杉「ご注文を」
佐々倉に向かって「ジン・フィズを」と。
三橋とアイコンタクトで承知した。
溜「かしこまりました」
と葛原の前でカクテルを作る佐々倉。
その様子を観察する葛原。
溜「そう言えば、ジンフィズのフィズって炭酸が弾ける音から来ているそうですけど、ちっともフィズ、フィズなんて聞こえないですよね
杉「あのバカ! 何、呑気な事を」
美「佐々倉さんずっとパリに居たから葛原さんのこと知らないんだ」
溜「お待たせしました、ジン・フィズです」
葛(なんだこの微妙なコクは…)心の中で味を解析している。
葛「普通のジンフィズとは違うな、オリジナルか?」
溜「はい。プロのそれも一流のバーテンダーの方に普通のレシピでは退屈かなと
美「どうして分かったの? 葛原さんがバーテンダーだって事」
溜「ジンフィズを頼まれたって事もあるけど、お客様のその右手の小指、シェーカーのタコですよね?」
葛「俺が同業者だと知ってオリジナルを出すとは、大した自信だな」
溜「いえ、バーテンダーは客としてカウンターに座っても、中々仕事を忘れられないものです。だからせめてカクテルを口にした一瞬だけでも楽しんでいただけたら」
葛「楽しむ?」
溜「はい。何を使ったらこんな味になるのか、何を混ぜたらこんな色が生まれるのか、それを想像するのもバーの楽しみ方の一つだと」
葛「それでジンフィズにラムを入れたのか?」
溜「いえ、ラムではありません」
葛(何!)と目を見開いて佐々倉を見る。
溜「和三盆です
葛(わ、和三盆?)
シロップや上白糖の代わりに和三盆を使った佐々倉。
葛「面白い!」
杉「褒めた! ミスターパーフェクトが」
葛「ひとつだけ教えてやるよ、お前のカクテルは完璧からはほど遠い」とだけ言って帰って行った。
美「どういう事? 完璧からは、ほど遠いって」
杉「お前が奇を衒って和三盆なんか使うから」
佐「あの人って?」
美「葛原隆一さんといって、うちのお爺ちゃんのオーナーのバー、Kのチーフ」
三橋「4~5年前、突然現れて以来、賞という賞を総なめにしている、まさに天才バーテンダーです」

【お爺ちゃんのホテル】
美「じゃあ、葛原さんに佐々倉溜の事教えたの、お爺ちゃんだったの? どうしてわざわざ?」
来島泰三は佐々倉と葛原を勝負させる気でいるようだ。

杉山は佐々倉にあれこれと仕事を言いつける。
が、全て完璧に用意されている。
杉「つまらない奴め、完璧だと突っ込めないだろ! この、完璧の母が!」と滑る。
溜「すいません」
杉「今の笑うとこだろ! そういう笑いのセンスもないから、ミスターパーフェクトに完璧じゃないって言われちゃうんだよ!」
溜「あの人の店って何処にあるんですか?」
杉「お前なんかが入れる所じゃない」と。
そこに三橋が「そうでもありませんよ」とホテルカーディナル1周年記念パーティの案内状を見せる。
葛原と一緒にバー・ブースを担当してくれと言われてるらしい。

さくら食堂で佐々倉が焼きそばを食べてる時、バー・ブースの話を聞きつけた美和がやって来る。
美「勝つ自信はあるの? お爺ちゃん、あなたと葛原さん試してるんだと思う」
溜「試す?」
来島泰三がメインバーを任せられる本物のバーテンダーを探してるという話を聞かされる。美和から「神のグラス」の話も聞く溜。
(さくら食堂のおやじさんの「おいちゃんの丼」笑えた)

美和に仕事中、親友の山岸由香利から電話。
彼とデートにオススメのバーを教えてくれと。
美和はラパンを教える。
(女性編集部での会話も笑えた)

早速ラパンに、彼氏と。(彼氏って城島君だった
「今日は朝まで飲むか!」で盛り上がってたが彼氏の携帯に連絡が入り、そそくさと外へ。
グラスを一気に飲みほす由香利の元へいき、
溜「おかわり何かお作りしましょうか?」
由「じゃあ、オススメのものを」
彼「悪い、行かなきゃ」彼氏は帰っていった。
寂しそうな由香利。

美和はたったひとり編集部に残されてる。
調子のイイ、編集長の愚痴を言いながら…。
そこに携帯で由香利からラパンに呼び出される。
由「たまに女子会もいいかなって
美和の注文したアドニス
由「どんなカクテルなんですか、アドニスって?」
溜「ドライシェリーを用いたほんのり甘いカクテルです」
それをを作る姿を見て、「プロって感じ」
溜「ステアと言って、それぞれのお酒の個性を殺さないよう、かつ氷が溶けないように素早く混ぜ合わせているんです。この時1番大切なのはどこでやめるかです」
由「バーテンダーさんの指ってセクシーだよね」
美「セクシー?
由「美味しい!私、佐々倉さんのファンになっちゃいそう」
一緒に飲んでくれとせがむ由香利。
美「バーテンダーはカウンターの中に居る時は・・・」
「いただきます!」と一緒に飲む佐々倉。
美和、何故かイラついてる。
美「とにかく明日葛原さんに負けたら承知しないから!」さっさと帰っていく。
溜「なんなんだよ、勝つとか負けるとかって

パーティ当日。準備中に葛原に挨拶する佐々倉。が、反応なし。

ブースは葛原と佐々倉の二つが用意されていた。
客「君、パリのラッツにいた事もあるそうだね」
客「お若いのに凄いわ」
イチゴのオリジナルカクテルを振舞う。拍手が起きる。

葛原もなかなかの腕前だった。葛原のカクテルにも賞賛の声が。
Bar306
美「葛原さんより佐々倉さんのブースの方がお客さんに人気があるみたいね」
泰三「そう見えるかい?」

葛原はグラスの汚れを見つけ、いきなりアシスタントを「クビだ!」とその場で切った。相当な完璧主義者だった。
その場でクビにされたアシスタントは客層の中に消えていった。
客がドン引きしたかのように見えたが、彼の周りに再び人が集まっていた。葛原の実力に真の酒好きは集まるようだ。

エレベーターでバッタリ会ってしまう。
溜「お疲れ様でした。あの人本当にクビですか? あれ位の事で
葛「あれ位の事?」
溜「俺は嫌です、あんなやり方」
エレベーターが着き、乗り込む葛原。
葛「常に完璧なものを求めなければプロとは言えない
ドアが閉まった。

美和の箱の中の包みに胸ときめく杉山。
バレンタインだった。
その時、由香利が佐々倉目当てにラパンにやって来た。
バレンタインのチョコも渡してる。
出しそびれた美和。
溜「お礼にボクから一杯」
「美和さん何かお作りましょうか?」とついでに聞かれた。
気分を害して「仕事が~」って出て行ってしまう。
その時、由香利に出したカクテル
ウィスパーです

美和はさくら食堂で一人ご飯。
おじさん相手にチョコを渡そうとしたら、奥さんにもらっててここでも渡しそびれた。

泰三から美和に電話。
翌日泰三の元へ向かうと、そこに佐々倉が現れた。
今日は二人に同じカクテルを作って貰いたいと。
葛「自分は構いませんよ」と現れた。
佐々倉は断った。客の為であって勝負の道具ではないと。
泰「美和の為に作ってやって欲しい
葛「逃げるのか?」と言われた佐々倉、受けて立つ事に。
溜「美和さんが飲みたいものを」
美「それじゃ、マンハッタンを

美(スゴイ、二人とも同じタイミングで)
佐々倉の方が早めにステアを辞めた。
泰「公正を期すために目を瞑って飲もうか?」
初めに飲んだ方は(美味しい、ウイスキーベースなのに味が軽くてサッパリしてる)
次のは(美味しさ中に丸みがあってこっちの方が美味しい)
美「私、こっちの方が好きです」目を開け(佐々倉さんのだ!)
人の舌は体温より±25度から30度離れた温度を美味しいと感じ、佐々倉のは葛原に比べて1~2度温度が高いのだという。美和がコートを脱いでるのを見て暑いのだと感じそれに合わせというのだ。
葛「未熟というのは、ある意味微笑ましいな。カクテルは嗜好品だから好き嫌いがあるのは当然だ
美「それって負け惜しみですか?」
葛「つまり、それを本当にマンハッタンと呼べるかどうかだ
溜「僕のグラスがカクテルじゃないと?」飲んでみる。表情が固まる。味が変化していたのだ。
美和も味を比べると、葛原のカクテルの方が美味しかった。
ステアを短めにしたため、味のバランスが崩れたのだという。
客の嗜好に合わせてると完璧な味がわからなくなるという事だった。

河原で落ち込んでる溜。美和も隣にいる。
溜「さすがに今回は完敗だったな。あの人のカクテルは素材を混ぜてるんじゃない、マンハッタンという全く新しい酒を作ってるんだ」

今回の結果でメインバーの話を泰三に切り出す葛原、渋る泰三。簡単には譲らないようだ。

美和は由香利に再びラパンに呼び出される。
由香利は彼と別れたという。
佐々倉の「バーでは声低く語れ」という言葉。
溜「バーでは皆さん、時に静かに自分自身と語り合うものです。その時、誰かが大きな声を出してしまうと、せっかくの大切な囁きを聞き逃してしまうので・・・心の中の一番大切な声、ウイスパーです」
佐々倉の作った「ウィスパー」で吹っ切れたと言うのだ。
由香利の恋は不倫だったようだ。

由「美和の言う通り、バーって素敵な所だね、寂しい時に一緒に飲んでくれたり、渡せなかったチョコレートを貰ってくれるバーテンダ―さんがいて
美「そうだったんだ」
溜「何か、お作りしましょうか」と言った時、
三崎が気を利かせ「私からです、召し上がってください」とカクテルを差し出す。

帰り道、美和と溜。
美「お客さんを満足させたいって心は佐々倉さん、誰にも負けてないと思う・・・バーテンダーは1日にして成らず。そして一人にして成らず。お客さんあってのバーテンダーだもの」と励ます。
溜「美和さん、やっぱり酔ってない?」
美「酔ってない!」
美「どうせお腹ぺこぺこなんでしょ!」と袋を渡す。
「ありがとう」と即、頬張る。
「ん? チョコ味?」
1日遅れのバレンタインってか。
「ありがとう!」と美和をガン見する溜「今日の美和さん、いつもと違って・・・・・・・顔むくんでない?
とデリカシーを欠いたお言葉。
美和を再び怒らせてしまった。

===============
毎回出てくるカクテル「あ~、飲みたいー!」と思ってしまう。
シェーカーは持ってるのだが、やっぱり人様が作ったのを飲んでみたいですなぁ。
城島茂、結婚してないのに不倫が似合う・・・冗談!

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バーテンダー★1杯目

Bar

いよいよ始まりましたね。
けど、この日に限って飲み会。
カクテルだったら良かったんだけど、ウイスキーハイボールばかりでした。マイ・ガールの初日も確か、飲み会で録画でみたんだ。何かある!

【登場人物】
佐々倉溜/相葉雅紀
 (ヨーロッパカクテルコンテストで優勝したが、師匠のバーテンダー加瀬(竹仲直人)にクビにされる。心の傷ついた人を見て見ぬ振りが出来ない性格)
来島美和/貫地谷しほり
 (雑誌記者だが、来島財閥の跡取り娘)
来島泰三/津川雅彦(美和の祖父で、来島グループの会長)
杉山 薫/荒川良々(BAR「ラパン」のバーテンダー)
三橋順次/光石研 (BAR「ラパン」のチーフ・バーテンダー)
桜  肇/尾美としのり(美和の行きつけのさくら食堂のオヤジさん)
桜  寿/西慶子(肇の奥さん)
葛原隆一/金子ノブアキ
 (「ミスター・パーフェクト」と呼ばれる凄腕バーテンダー)

佐々倉溜がヨーロッパから帰国する空港のシーン。
颯爽と歩くコート姿がカッコ良かったです。

1年前に祖父からバーテンダーや『神のグラス』の話を聞かされてる美和。
泰三「バーテンダーはな、カウンター越しに向き合った客を決して裏切る事はない。更に、選ばれしバーテンダーだけが、『神のグラス』という究極の一杯を作り上げることができるそうだ。孤独に傷つきだな、道に迷った行き場のない魂を救う。そんな最後の一杯が『神のグラスだ』」その「神のグラス」を飲んでみたいと言う祖父。

そんな祖父の為に探し当てたバーテンダーが佐々倉溜だった。
急ぐ美和が人にぶつかって荷物を落とす。
その中に、カクテルコンテストのスペシャルゲスト・佐々倉の告知チラシがあった。コンテストは既に始まっていた。
スペシャルゲストが紹介され、登場したのは全く別人だった。
それも歩くのに付き添いが必要なほどのご老人。
目を疑った美和は隣の人に聞いている。
佐々倉はパリのラッツホテルを辞め、行方不明中とな。
祖父は自分のホテルのメインバーは『神のグラス』を作れるバーテンダーに任せるのが夢だと言う。その夢を叶えたかった美和は肩を落とす。
雑誌編集部の上司にも「若い層をターゲットにした雑誌」なのだからと、バーテンダー関係の記事に取り組む美和に風当たりはキツイ。

行きつけの「さくら食堂」で佐々倉の資料を見ながら凹んでる美和。
食堂のおばさんと佐々倉の事を話してるんだけど。
「また1から探し直しか」と写真リストに×マークをつける。
(その中に松潤の写真があったね? 笑っちゃう)
そんな佐々倉は酒屋の配達などをしている。
なんと「さくら食堂」に配達に来ていた。
おやじさんに、ロイヤルロッホナガーのハイボールを一杯ご馳走になっている。

美穂が会社に戻ろうと店を出た時、佐々倉と偶然にぶつかってしまう。
溜「ゴメン、ゴメン、大丈夫?」
美「あぁ~!眼鏡壊れちゃった」
溜「良かったぁ、君に怪我がなくて」
美「良かったじゃないわよ!人の眼鏡壊しといて!」
溜「弁償するよ、弁償。今は金持ってないけど」
美「ふざけてんの?」
溜「いや、ふざけてるわけじゃなくて、俺、本当に」
美「あ!」と顔を見る。
溜「何?」
美「佐々倉溜でしょ! そうでしょ、バーテンダーの
溜の顔が一瞬凍りつく。
美和は佐々倉溜につての知識を次から次へと言い出す。
溜「趣味がゲートボールって」
美和はあまりの嬉しさに「逢いたかった~!」と抱きついてしまう。
溜「あの、気持ちは嬉しいんだけど。御免ね、今仕事中だから」と突放す。
美「カクテル作って!一杯だけでいいから」と離れない。
溜「ごめん、俺もうバーテンダーじゃないから!
と自転車を引いてあたふたと走り去る。
(乗らなくて良かった。飲酒運転になっちゃうもんね。)
見失う美和。がっかり。

酒屋で商品を拭きながら、考え込む溜。
自分をクビにした加瀬の言葉「お前はプロのバーテンダーかも知れないが、本物のバーテンダーじゃない」を思い出す。
そんな所に美和が居場所を見つけ出してやって来る。名刺を渡される。

溜「もしかして逆ナン?」
美「違いますよ! 私はタダ、あなた程の人が急にどうしてバーテンダー辞めちゃったのか…」
溜「あ! コンタクトにしたんだ!」と話をはぐらかす。
美「は?」
溜「かわいいじゃん、ちょっと疲れてるようだけど、バッチグー!だね、グー!グー!」
美「あなた本当に佐々倉溜? 世界に認められた一流のバーテンダー?」
溜「だから、言ったでしょ? 俺はもうバーテンダーじゃないんだって
そこにお客さんが「スイマセン」声をかける。
溜「はい!ただいま! ごめん仕事中だから・・・何かお探しでしょうか?」と接客に行ってしまう。
客のリクエストに応える佐々倉、的確にアドバイスをしている。
(ソムリエのように)
それを見ていた美和は何かを感じた。
眼鏡をダシに、今は払えないと言う佐々倉に、こう迫った。
美「体で払って!
量「え?」戸惑う溜。

再びさくら食堂(貸切りになっている)――*
おじさん、おばさんは美和に彼氏が出来たと勘違いして喜んでる。
彼ではないと言い放ちながら「貸しを返して貰うだけです、体で」の台詞に「体で?」と2人とも顔を見合わせる。
美「このテーブルお借りします」
肇「ここで?」と何やら勘違い?

さくら食道に現れる溜。
美和はカクテルセットをテーブルに出して「これでカクテル作って、一杯だけでいいから」と。
溜「何で俺? カクテル飲みたいんだったらバーに行けばいいのに」
美「私はあなたが作るカクテルが飲みたいの
『さくら食堂』の夫婦も頭を下げられるし。
溜「参ったなぁ」とため息。
そして美和の顔をまじまじと見て「ほら、隈が出来てる」と。
美「え?」
溜「服も昨日と一緒だし。忙しくて疲れてるんだったら寝た方がよっぽどイイのに」と言いながらカクテルセットを見つめる。
溜「おじさん、昨日のハイボールの残りある?」そして美和に「ちょっと待ってて」と店を出て行ったしまった。
美「ちょっと、逃げる気!」
時計は10時を回っている。途方に暮れている所、溜は戻って来た。何かを抱えて。
美「それ何?」
溜「いいから、一杯飲んだらちゃんと寝るようにね」
溜が持ってきたのは氷だった。アイスピックで氷を分割していく。
肇「上手いもんだなぁ」と感心する。
手なれた手つきでバースプーンをクルクルと。
溜「はい、どうぞ」と美和に。
美「馬鹿にしないでよね! 私カクテル作ってって頼んだのに。これただの水割りじゃない。それとも酒の味も分からない小娘には水割りでも飲んどけって事?
溜「いいから飲んでみてよ」
美「これのどこがカクテルなのよ!」一口飲む「ウソ!? これって」
肇「どれ、おじちゃんも一口。うま! 水割り最高!」
美「どういう事! アルコール度は低くて飲みやすいのに、味はしっかりしている…アルコールの角がとれてまろやかなのに水っぽくない
溜「詳しいんだ、お酒のこと」
美「これタダの水割りじゃない 水割りという名のカクテルだ」
溜「ポイントはこの固い氷です、忙しくって疲れ切った女の子にはアルコール度の高いお酒は胃に響く、だから味のバランスが崩れないギリギリまで薄めた水割りがいいかなって、普通の氷だとすぐに溶けだして味のバランスが崩れちゃうのでこの氷が必要だったんです」
美「じゃあ、1時間以上もこの氷探しに行ってくれてたの? いやいや作らされる一杯の為に?」
溜「さて、これで眼鏡の借りはチャラだよね? じゃあ、俺はこれで」と帰って行った。
美和は溜の後を追いかけて「嘘つき! もうバーテンダーじゃないなんてウソ! あなたはバーテンダーだよ!
溜「おやすみ」とだけ返して去る溜の後姿を見送る。
美「私、諦めないから」

美和の祖父は「ラパン」という店に月一度22日に、味のチェックに来るという。
1人で現れた美和はバーテンダーの杉山三橋に頼みごとをする。
溜は酒の配達でこの店に現れた。
美和の姿を見て「何処にでもいるね」と驚く。
美「悪かったわね。ちょっと話があるの、とにかく座って」
溜「だから俺、仕事中なんだって」
杉「まぁそう言わず、こちらにお座り下さい。こういったお店は初めてなのでは?」
溜「あ、いや・・・・」
杉山流接待でおもてなしをしてたんだけど、三橋が遮るようにカクテルをスーッと「クールコリンズでございます」と。
三橋「仕事中でしょうから、ノンアルコールのカクテルをお作りしました」
美和は溜を祖父い合わせるつもりだ。
そして泰三が現れてこう言い放った。
今夜はどんな毒を飲ませてくれるんだい?
色んなカクテルを作って出す、三橋&杉山。
マティーニ、バカラ、ベリーニ、サイドカー、ジャックローズ…。
「マズイ」「まずい」「不味い」の連発。
それを見て溜「あの人達ってドM? それか美和さんのおじいちゃんがドSとか?
美和の祖父はこの店の先代の味にこだわってるようだ。
杉山に口直しに外のカップ酒を買って来いと金を渡し言いつけた。
美和は溜に一杯作ってくれと頼み込んだ。
溜「イヤだよ、こんな悪趣味な遊びに付きあうの
泰「小僧! 悪趣味と言ったな」
溜「聞こえちゃいました? だってカクテルをロクに味わいもせずにマズイだなんて、バーテンダーを馬鹿にしてんじゃないかなって」
泰「客が喜ぶ酒も作れんバーテンダーの方がよほど人を馬鹿にしとるだろ。美和、ラッツホテルのバーテンダーだったかも知れんが本物のバーテンダーじゃないな、この男は
加瀬と同じ事を言われて、闘志に火がついのか「待って下さい! もし僕があなたを納得させる一杯を作る事ができたら、本物のバーテンダーは何なのか教えてもらえますか?」
泰「よし! いいだろう」
お任せでカクテルを作る溜。
カクテルコンテストで優勝した時に作ったオリジナルカクテルを出した。
レヴリ―です
結果は、ちょっと間をおいての「不味い」だった。
「お邪魔しました」と帰る溜。
三崎も彼の作ったカクテルを飲んでみた「これは・・・」

溜は船で生活してんだね。
船の揺れに驚き目を覚ます。美和が揺らしてたのだ。
昨日の詫びに朝食を御調達。

溜はラパンを再び訪れ、三崎に先代の話を聞く。
ラパンは昔、横浜にあったのだという。
それを元に自分の足で情報を得るために横浜へ。
が、中々ラパンを知ってる人に会えない。
お腹が空いて、昭和36年創業の古いカレー屋に入る。
おばちゃんに「お水!」とおねだり。
水道の水をそのまま出すおばちゃん。
「氷入れて!」
「ウチは昔から氷入れてないんだよ」と言われる。
それに何かを感じて再び、泰三を迎えた。
Bar020406
そんな泰三に出したお酒は、
オールド・パル、古き仲間という名のカクテルです
泰「ネーミングでは騙されんぞ」
溜「どうぞ召し上がってみて下さい」
1口目、無言。そして2口目「ウマイ!」と。
美「ホントに?」美和も飲んでみる「え?」怪訝な顔。
杉「?」微妙な顔。
美「でしょ? 冷えてないし、味にキレがない」
溜「若い方はそう感じると思います」
美「どういう事?」
溜「三橋さんに聞いたんですが、BARラパンは50年程前、横浜で開業してたそうですね?」
泰「そうだ」
溜「残念ながら、ラパンがあった場所までは見付ける事が出来ませんでした。でも横浜で同じ位の時期に開業したカレー屋を見つけたんです」
美「カレー屋?」
溜「(頷き)そこである事に気が付いて、先代のマスターがこだわっていたのはカクテルの種類ではなく、温度だったんじゃないかって、当時はまだ氷や冷蔵庫も貴重な時代だったはずです。当然カクテルを作る時も今のように酒やグラスを冷やすなんて事も出来ず今程カクテルは冷たくなかったんじゃないかって
美「それで冷えてないカクテルを」
溜「先代のマスターは、どんなに物が豊かになろうと美和さんのお爺ちゃんだけは、この僕達が飲んだら不味いと感じるカクテルを作り続けたんだと思います。22日は先代マスターの月命日だったんですね」
泰「そうだ。マスターが作ってくれる酒はどれも見た事もない輝きに包まれていてまるで夢のようだった」
溜「きっとお酒の美味しさは、味だけではなく誰が作り、誰と飲むかが重要なんじゃないかって、そこにかけがえのない人との思い出があるから永遠に記憶に残るんだと
泰「そうだ! その通りだ。今夜は久し振りに美味い酒を飲ませてもらった。礼を言うよ」
溜「ありがとうございます」
泰「本物のバーテンダーとは何かと聞いていたな」
溜「はい」
泰「本物のバーテンダーは職業じゃない、生き方だ
溜「生き方?」
『本物のバーテンダーはバーテンダーの生き方を得とくした者の事を言う』と言い、「勘定はそこに請求してくれ」と名刺を置いて帰って言った。

歩いて帰る溜と美和。
美「今日は有難う」と礼を言う。
溜「美和さん、見た目と違ってメチャクチャお嬢様だったんだね
美「どういう意味よ! でもお爺ちゃんが名刺渡すなんて、よっぽどあなたの事気に入ったのかも」
溜「ウソ! 俺ってオヤジキラー?
美「そういう事言わなきゃ良いバーテンダーさんなのに」
バーテンダーに戻りたいのでは? という問いかけを遮るように、
溜「あ~腹減った、何か奢って、俺もう腹ペコで死にそう」
美「(結局、最後は)さくら食堂に行きましょ」に。

泰三は葛原というバーテンダーに「今日は久しぶりにお前以外のバーテンダーの酒を美味いと思った」と話す。
男の目が一瞬だが嫉妬の光を放つ「そうですか。ではまず口直しの一杯を」

何やら考え込む溜。
「やるしかないか」と決心する。

翌日、溜はラパンの扉を開けた。


次回は城島茂さんがゲストだって。

色んなカクテルが出てきて見てるだけで酔いそうです。
飲みてぇ~~!

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志村どうぶつ園は嵐スペシャルだった。ニノ、シリーズ化???

Masaki2

相葉あり、二宮ありで嵐祭りでした

★二宮和也くんとハリセンボンの赤ちゃんさがしの第2弾!
(シリーズ化?)

春菜さんが赤ちゃん情報を読む「これから会う子は二宮くんが絶対!喜んでくれる赤ちゃんです。二宮くんのためにもブサイク2人で思いっきりひきたてて下さい・・・やかましいわ!」と文句たらたら。
ニ「オレが絶対、喜ぶ赤ちゃん?
春「何でしょうね?」
やって来たのは生後1か月半の白いフレンチブルドッグの赤ちゃん。
春「カワイイ~!」
ニ「実家でもね飼ってるんですよ、フレンチブルドッグ
でも、赤ちゃんからではなく、でっかくなってから来たんだとか、だからニノには初対面。
ニ「姉ちゃんが…拾ってきたっつて…オレが風呂入って、出て来たらいたんすねぇもう…こんなの初めて見ますよ!!
春「これは嬉しいわ」
ニ「じゃ、いっちゃう!?」
再び、映画「GANTZ」で登場するXガンカメラ登場。
既にボロボロになりかけてるんだけど。
鼻でかカメラで映すワンちゃんは可愛いんだけど、ハリセンボンは映さなくていいっす!
そして次の赤ちゃんにGO!
春「大人じゃない?」檻の中にはミニチュアダックスフントの成犬が一匹。どう見ても成犬。
ニ「結構大きいね?」と檻を1周したら「ああっ!」「えっ!?」
春菜の肩をバン!と叩くニノ。
ニ「スゴイね! 大丈夫なのかな? ママ!」と声をかける。
生後6日の赤ちゃんが足元に。眼も開いてないよ。
春「1週間も経ってないんですか!?」
ニ「ひとつだけまだ知らない曜日があるって事だよ!」
春「過ごしてないからね!! ・・・このダックスも飼ってるんですか?」
ニ「飼ってますね。家は
春「でも、こんな産まれたての赤ちゃんなんて初めて見たね」
ニ「初めてだね、ちゃんと守ってるんだね、ママが、それが感動するわ」飼い主さんにミルクあげをやってみますかって言われた。
手を消毒してからお触り。
飼い主さんがお手本を見せてる時のニノの顔が笑えたっす。
ニ「うわ~!! エクレアみたい」う~~ん、見えなくもないが。
ニノの手からミルクを飲む赤ちゃん。その時のニノの顔がまた笑えた「あ~、スゴイ、神秘的!」と感動。
ここで鼻でかカメラで。ニノも可愛く撮れてましたよ。はは。
ニ「じゃ、もう帰るか? ママも心配してるから、ママありがとう」と優しくママの元へ。

相葉くんからの手紙『ボクからも1匹カワイイ赤ちゃんを用意しました。ぜひ仲良くなって下さい!
ハリセンボン拍手、そこに女性ディレクター「ここからは二宮さんだけで大丈夫です。充分引きたてて頂いたんで、これ以上やると(ハリセンボンに)飽きちゃうんで…」と無情な声。

さらにかわいい赤ちゃんが!別の部屋にいるという。
そっと障子を開け、覗くニノ。
ニ「専門職の人が必要だな・・・お邪魔するよ」と障子を開け入っていく「スゴイね」
ディレクター「二宮さん、この動物、何だかご存知ですか?」
ニ「私の記憶が確かならば、カンガルーだと思います」
【正解!!】
ニ「すげぇ、初めて見た!」
相葉ちゃんとカンガルーのハッチの格闘VTRが流された。
そしてカンガルーの先輩!相葉くんからアドバイス本が渡された。相葉くんの恐いイラストが。
アドバイス:名前をつけてあげてね、10か月の女の子です
ニ「そうだな、ショウコちゃんにする? 翔ちゃん誕生日だし
命名:翔子ちゃん
そして相葉くんからの参考DVDを渡される。
内容はカンガルーと仲良くする方法①
ハッチに長靴を奪われるVTR・・・好きなオモチャを見つけてねって事だった。
ニ「?」
その②
ハッチと手をつないで戦ってるVTR・・・意外となつきます
ニ「??」
その③
掃除してる時に、背中から抱きつかれるVTR・・・油断は禁物!
ニ「???」
アドバイスは役に立つのか???
ニ「翔子ちゃん、ご飯食べる?」畳のい草を無心に食べている。
ニ「お腹空いてんだろ、アンタ」
相葉特製盛つけ皿が用意されていた。ちょっとぶっき~!
キャベツを手でちぎって皿に盛つけ。
ニ「こういうのは手でやった方がいいって、もつ鍋屋のおじさんが言ってました」と笑う。
後は包丁で人参を輪切りに。
ニ「ドラマで3か月くらいは切る作業だけやってたりしたんで、切るのは得意なんですけど…料理しないっすね本当に…」と相葉皿に並べて行く。
ニ「相葉くんはするらしいけど、『朝から牛丼作る!』って言ってた」(笑)
ニ「翔ちゃん!」と手渡しでエサやり。
翔ちゃん、ムシャムシャ!
ニ「おいしい? すげ~ちゃんと持つんだな!」
ニ「おいしい? 翔子ちゃん?」何故か、そっぽ向いて固まる「翔子ちゃん!!」
翔子ちゃんはイモが一番好き。
ニ「CMみたいに食うな…
カンガルーには餌よりも大好きな物があるという。
ハッチとサンドバッグに苛められてる相葉ちゃんのVTR・・・サンドバッグが大好き!
相葉特製サンドバッグを用意するが興味なし。
ニ「遊ばないですね、あ・・・向こう行っちゃた…」
翔子ちゃんは女の子なんでしないらしい。
ニ「そうなんだ! 何にも分かってねぇんだな! アイツは!!

翔子ちゃんとお散歩へ行くニノ。
畑でお散歩。畑けの人にもちゃんと声掛け了解貰って。
「ホラいいって!」走る走る翔子ちゃん。
「メッチャ走る!コイツ!」
ディレクター「どうですか? カンガルーの散歩は?」
ニ「初めてだよ! こんなずっと…ピョンピョンピョンピョン…でも楽しいよ」と満更でもない様子。はぁはぁ
お散歩できるのはこの位の時だそうだ。最高時速60km!になるらしい。
ニ「疲れた・・・・
散歩も終わって部屋で仲良く記念撮影するニノ。
そこに相葉くんからお手紙『他にもボクがふれあった動物はたくさんいるのでまた来てね!。(例)アザラシ・ライオンなどなど』
ニ「もう…また来てねって言うところが・・・相葉さん、自分の動物園みたいな感じですね?
改めて「こういう機会を与えて頂きまして(志村)園長ありがとうございます! ただですね、この手紙にもあったように、あの人調子乗ってんじゃないかなって!!

★ニノに続いて相葉ちゃん企画

相「まずは何も言わずにこちらご覧ください、どうぞ」
とVTRを振る。
今までのシステムを紹介。そして生雅紀ドットコムでの失敗がいくつか流れた。

再び生マサキドットコムでペットも10倍楽しませちゃう!

操縦でミスった部分が多かった。が今回は操縦しなくても、ワンちゃんひとりで楽しめるマシンを考えて来たとな。

山瀬「相葉くん、もしかしてもうキテるの?」
観客「お~~~!」
相「3日前からキテますよ、もう!
観客「きゃ~~!」
山「待って! 音、音、音ください! あと5カメさん、速く!」
5カメさん走ってマサキの元へ。効果音のピピピピピ・・・・。
相「雅紀ドットコム!」そして下手なウインク☆
山瀬「そのウインクいらなくね?」(爆)

★イラスト登場★
相「その名も『エンドレスシーソー』です!」
みんな「????????」
相「これじゃ、まだ何も分かりませんよね? 相葉隊のみなさ~ん! いらっしゃ~い!」
登場した『システム28号機 エンドレスシーソー』
相「・・・グァ~と風船めがけていくワケですよ、そうするとこのシーソーどうなると思います?」
園長「シーソーはこうなるだろ!」反対に傾くだろうと。
相「正解!
シーソーが傾くと手すりに括り付けられた風船が反対側に移動するシステムだった。これは面白い。拍手が起こった。
手すりはカーテンレールだという。アイデアはスゴイね。

フレンチブルドッグのサブローくん、DAIGOと共に登場!
既に風船見て大興奮!
しか~し、台を昇らない。登れない。
そのうえ反対側に回って風船を取ろうとしてる。
昇らないんじゃ話にならない、大失敗。
山「早くもコレ大失敗じゃん?
相「ちょっと待って! ちょっと待って! そんな事もあろうかと、もう1コ考えてますよ! 風船には興味あるんですよ。でもシーソーがきっと怖いんですよね? 昇らないって事は…はいはいはい」
山「もうキテるの? 音と5カメさん!」
再び「マサキドットコム!」下手なウインク☆
また変なイラストが登場。
相「その名も『マサキトルネード!』」
みんな「???????」
相「気になってますね? 気になってる!気になってる、ホラ」
園長「どういう事? コレ?」
相「この絵で説明できないので…」
トシ「絵いらねぇよ毎回」
相「いらないっすか、このクダリ。いらない? オレ結構コレ必死でいつも、みんなより早く入って描いてるんですよ。いらない? コレ?」(つい本音が)「相葉隊お願いしま~す」
不気味な『台29号機 マサキトルネード』登場。
台の真ん中には半身の相葉人形。そして台の横には手が付いていて台がグルグル回るシステム。
その手に風船を付けて回して犬が追いかけるという仕組み。
相「今回ね、すごいよ! みんな。逆回りも出来るよ」
回してる間に風船が取れて飛んで行ったしまった。大失態。
そして天井に引っかっかってる。
その時の相葉ちゃん筆頭に皆さんの驚いた顔が素敵でした。
「ちゃんと結んどかないからでしょ!」と共演者に叱られてます。
相葉隊1号が予備の風船を持って登場。良かったねぇ。

今度はサブローくん、あっちこっちにグルグル回ってる。成功か!
 と思ってたら風船が再び飛んで行った。
それに怒ったサブローくん、手をガブガブしてる。
相「あぁ~手!! サブローだめ!
山「相葉くんさぁ、このシステムでもう1匹試したいワンちゃんがいるんだけど…いいかな」
相「おぉ、望むところですけど
前回、壊してくれちゃったミルコがまた登場。
ミルコ行く気満々。手には前回のホットドックを置いた。
一瞬で取ってしまったミルコ。容赦なしだ。
相「すげぇ」呆然となる相葉ちゃん。
相「みなさん、おあとがよろしいようで」ちゃんちゃん!


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